【黒子のバスケ】てんさい 2 (ページ11)

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54話ページ11

｢戻り、ましたぁ……。｣
｢おっそい！｣
ごんっ！と勢いよく頭に拳骨が落とされる
｢容赦ない！！｣
痛い！ひどい！と騒ぐ様子を見ると、心配要らない様に思う。

｢言いたいこと言うだけ言って連絡も無しに中々戻ってこないから心配してたのよ、彩も。｣
｢あ、はは。すいません、ご心配とご迷惑お掛けしました。｣
｢そこはご心配だけにしときなさい。あんなこと言われて私らも怒ってないわけじゃないんだから。今吉くんも、ありがとう。うちのエース面倒見てくれて。｣
｢元は、こっちのもんが原因やからな。むしろ、すまんかった。｣

｢うん、それに関しては本人に言いたいこと言ったからいいよ、ルナが終わりって思ってるならこれ以上掘り下げるべきじゃないしね。｣
｢キャプテン……｣

｢そうそう、青峰くんも桃井さんも怒ってたわよ。｣
｢！？！！？｣
あおみねくんもももいさんもおこってたわよ？
…………青峰？！
｢んだよ、悪ぃか。｣
｢わるくない！悪くないけど、青峰怒ったの！なんで？？｣
｢いいだろ、なんでも！｣

｢ええ…気になる…さつきぃ！！怒ってくれてありがとう！！大好き！｣
｢ふふ、うん。だって、ルナずっと練習してたの知ってるもん。｣

｢俺の時と態度ちげぇじゃねぇか……｣
｢青峰も、ありがとう。凄く嬉しい。｣
｢……おう。｣