【黒子のバスケ】てんさい

40話 (お知らせ有) ページ44

翌日、教室にいけば何故か朝からボロボロの灰崎？くん




何があったんだろう。




｢おはよー、緑間くん。｣




｢ああ、おはよう。｣




緑間真太郎くん、背がすごく高いし髪は緑だからすごく目立つ。



あとなんか持ってる。




赤の髪も目立つけどね。




私は虹色の髪じゃなくてよかったなぁって思ったりもしたことはある。




というか中学に入って思った。




みんな名前と一緒で頭カラフルなんだ。




｢灰崎くん、顔酷いね。どうしたのあれ？｣




｢朝からだらけて主将にやられてたのだよ。自業自得だ。｣




ああ……それは痛いよね、ご愁傷さま。




｢お兄ちゃんのゲンコツ痛いもんね……。｣




｢受けたことあるのか？｣




｢喧嘩するとね、うちはすぐ暴力喧嘩になるから｣





空手黒帯同士の喧嘩は馬鹿みたいに恐ろしいから辞めてくれってお母さんに怒られたことがある。




｢くっそ、あの野郎いつかぜってー泣かせてやる。｣




｢あはは、そんなこと言ってるとまたやられちゃうよー？｣




｢あん？誰だよてめぇ。｣




凄まれると流石の迫力だった。




兄で慣れてるわたしだからよかったものの普通の女の子なら泣いていたかもしれない。




｢自己紹介したじゃん！虹村ルナだよ、男バス主将の妹って言うとわかりやすいでしょ？｣




｢はあ？あの人の妹？！｣




｢そ！よろしくね、灰崎くん。｣




これが私と灰崎の初めての会話だった気がする






＿＿＿＿＿
作者です



この7月末から8月2週目の途中まで前期試験期間になるため、更新速度が遅くなりますことをご理解頂きたいと思います。

41話→←39話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す