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24話 ページ27

準決勝も快勝に終わり、あとは明日の決勝に備えて休むだけ。




そう考えていた帰り際、




「ちょっといい?」




「はぁーい、なんですか?」




というか誰




「私の事覚えてる?」




「いや、というかどこかでお会いしたことあります?」




「去年の、全中決勝で帝光の対戦相手だったの!」




ああ、なるほど報復目的?




「それで、そんな人が私になにか」




「どうしても聞きたかったのよ、どうして皇華を選んだのか。あんたみたいな才能の塊なら引く手数多でしょ?」




「それをきいてどうするんです?」




私がどんな理由でどこに行こうが関係ないでしょ。それは私の自由じゃない?




「っ、分かってるでしょ。これから3年間女子はアンタが進学した場所が勝ち続ける。ほかのチームは絶対に冠を取れないの。」




「それが、なにか?試合する前から勝敗が分かってるなんて、君凄いね。私にはそこまでは読めないよ!」




「ふざけないで!あんたは自分の才能の異質さを自覚したらどうなの!?化け物!」




「きみさぁ、言霊って知ってる?」




人のはなった言葉に力が宿って本物になっちゃうってやつ




私を化け物だって言うなららそれは君らみたいなまわりの人間がそうしたんだよ




「ねぇ?」




「そこでなにをしてるの!」



目の前の選手が眼に涙を溜め始めたときだった



聞きなれた声がしたのは



「ちっ…」




1人のときを狙っていたのか声が聞こえた途端に走り去ってしまった




「彩先輩…なんでここが?」




「桃井さんから連絡があったのよ。桐皇の選手が見てたみたいでね、絡まれてるけどどうすればいい?って」




さつき、いつの間に連絡交換したの




「なんであの子私の連絡先知ってたんだろう?」




「あぁ、いつものですか。それより、ありがとうございました、助かりました。」




「それはいいけど、大丈夫?何もされなかった?」




身体的な話?




「それなら、何も。さすがに大会中にそれは不味いことくらい分かってたんじゃないですかね。」




「それならよかった。桃井さんにも連絡してあげてね、心配してたみたいだから。」

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設定タグ:黒子のバスケ , 黒バス , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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りぃん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ご指定ありがとうございます (2019年7月8日 21時) (レス) id: 7ca0ccb51c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 23話「いいじゃんね、それも含めてルナだよ。可愛がってもらってんじゃん」名前固定されています。 (2019年7月8日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
りぃん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます。 (2019年6月30日 23時) (レス) id: 7ca0ccb51c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 読んでるときに気になったので報告しただけなので大丈夫です。読んでる作品の中で誤字脱字が少ない方だと思います。これからも頑張って下さい。 (2019年6月30日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
りぃん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 毎度毎度すいません…ご指摘ありがとうございます (2019年6月30日 22時) (レス) id: 7ca0ccb51c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃん | 作成日時:2019年6月17日 16時

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