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お父様 ページ26

「その女は誰だ」
「この間父上に話しました、俺の彼女です!」

そう言うとお父様は少し目をまん丸くして、私の目の前に座った。

『初めまして、杏寿郎さんとお付き合いさせていただいています。AAと申します。』

この間お父さんに教わった通りに挨拶をした。
お父さん、教えてくれてありがとうございます
おかげであたふたせずに挨拶出来ました!

「...甘味処の娘だったか。」
『はい、父が経営している甘味処のお手伝いをしています。』

煉獄さんのお父様は、少し気難しいのか、笑顔はあまり見せない人のような印象だった。

「杏寿郎が惚れた女だ。俺は何も言うまい。
1つ、杏寿郎をよろしく頼む。そして杏寿郎、お前はこの子をしっかり守れ。」
「っっはい!父上、ありがとうございます!」
『ありがとうございます!』

そう言うとお父様はまた部屋へ戻ってしまった。

「父上は、認めてくださったということ...ですかね?」
「うむ!そうだろう!」
「おめでとうございます!!」

煉獄さんと千寿郎くんがとても喜んでいて、それを見ていて私ももっと嬉しくなった。

「それにしてもA、いつまで俺を煉獄さんと呼ぶんだ?」
『...へ、、』
「先程の挨拶では杏寿郎さんと呼んでいただろう」
『そ、それは!』
「もう俺たちは恋仲だ。下の名前で呼んでくれないか?」

わぁ...なんか少しその笑顔が意地悪なものに見える。

『...杏寿郎...さん?』

そう呼ぶと煉獄さ...杏寿郎さんは顔を赤らめ、口元を手で覆うようにして照れていた

「...愛い!...俺の目を見て呼んでくれないか!」
『えぇっ...』
「ダメだろうか...?」

その目は反則だし
すぐ横では千寿郎くんが赤い顔で私たちを見つめてる

『〜〜ッッ、杏寿郎さん!』
「うむ!ありがとう!」

呼んだ途端にそう言って私を抱きしめていた。
おそらく照れてる顔を見られたくないから抱きしめたのだろう。

可愛いところもあるもんだ!!
照れた時の仕草とかも!


付き合ってから色んな発見があって
どんどん好きになっていくばかりだ。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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柑橘蛍(プロフ) - この煉獄さんもいい… (2021年2月23日 15時) (レス) id: e14d5de1d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月16日 23時

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