求婚鬼ごっこ【柱】 (ページ22)

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鬼ごっこ16 ページ22

現在。4人の柱から逃げているという緊急事態。
あちらに悲鳴嶼さんらしき影が見えたのでなるべく気づかれないように逃げようと思います。

『......』
「A！急に黙ったがどうした！」
『...うるさい...』
「誰かの嫁になる気にでもなった？」
『んなわけねぇだろボケェ！』

あ、やべっ、つい大声...

『ぐぎゃぁぁぁぁぁ！！うっわ！やっべ！まっじでもう！やばい！死ぬ！ぎゃぁぁぁ！』

悲鳴嶼さんがこちらに気づき追いかけてきた。
後ろから4人
横から悲鳴嶼さん。

あーー。恐怖ゲージMAX超えたよ
疲れ消えたよ。これやばいやつだよ
どうしてくれるん？ねえ？ねえ？どうしてくれるん？

『もう私が体調崩したらおめぇらのせいだからな！！！責任取れよ！』
「Aの旦那になって責任取ってやる！派手にいい責任のとり方だろう？」
『なんでぇ！？まじで嫌だよ！！誰かの嫁になるなんてごめんだ！！どこがいい責任のとり方だし！！この筋肉ダルマ！！』

そーしーてー？いつの間にか冨岡混ざってるのは何故かなー？

最悪だ。最悪。悪夢。
怖いよまじで。
そして何故こうなってる？伊黒以外の柱の男性陣に囲まれた。うわぁ。上しかねぇじゃん

思いっきり地面を蹴り飛び上がると、
そう逃げられた経験済みの冨岡と悲鳴嶼さんが続いて飛び上がる。

『なんでくんだよおおおお！！さいあくだぁぁ！』

諦めかけた時、誰かに担がれた。

「めんどくさいやつだ。なんだ、お前は柱で1番速いのではなかったのか？」
『かもしれないけど！！うわぁぁもうほんと伊黒さん最高！ありがとう！神だ！』
「しかしすぐに追ってくる。そこら辺で降ろすぞ。次はないと思え。」

降ろすってか落とされた。何故？は？
...まあ！助けてくれたし良しとする！！

『...ってうわぁぁぁもうそこまで来てんじゃん！？』

やぁぁだぁぁぁもうほんとにやだぁぁぁ
泣く！！泣いていい？ねえ泣いていい？

『びえええええええん！怖い！！怖いよ！！もうやだぁぁ！うわぁぁぁぁん！』

どーせ泣き声も女捨ててるって言われるんだ！！うわぁぁもうやだぁぁぁ！！

するとそこで足が浮いた。
誰かに姫抱きされてる事に気づいた。

え、待って待って、捕まった？
いやこれは抱擁ではない？ってか誰？
これは捕まったの？え？怖い！