求婚鬼ごっこ【柱】 (ページ23)

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鬼ごっこ17 ページ23

｢追っかけるの辞めたァ。｣
『不死川さん！？！？』
｢追っかける程のもんじゃねェなと思ったァ｣
『あ"？逆に傷つくんだが？』

不死川さんが追っかけるの辞めた宣言により、悲鳴嶼さんが撤退。

｢ま、頑張れよォ。俺もお前を手伝ってやらァ。｣

不死川さんの顔に視線を映すとこちらを優しい目で見据える不死川さん。

ーーきゅん

えっ、今のなに！？なに！？しらん！？え！？

｢なんだァ、顔がうるせェ｣
『なんだとゴラァ！』
｢事実だァ｣

しかし、不死川が味方についたというのはかなり安心だ。

｢代わりにおはぎ作れェ｣
『味方だったらいくらでも！！！』

喜んで作ります！！はい！！

｢ライバルが減ったなぁ｣
｢少し捕まえるのが難しくなりそう。｣
｢しかし、これがきっかけでAが不死川に惚れるってのも有り得る話だ！油断はできない！｣
『てめぇら私の夢わかってんだろ！！！いや分かるわけねぇか！！ひーとーりーみ！！わかるだろ！独り身だっつーの！！』

うん。こいつら変わんねぇな。
なに、私は獲物かっつーの。
まあ獲物なんだろうけどさぁ！！1人の人間なわけよ！！わかります！？

｢落ちないように捕まっとけェ｣

わぁ、伊黒さんと違って落とされない！！
落とされない！！感動！！

不死川さんの羽織を掴むと一気に加速。

『うぉー！たのしー！！』
｢楽しんでるんじゃねェぞ。逃げてんだァ。お前を抱えてやってんだァ。忘れるんじゃねェ｣
『うっひょー！！不死川さん感謝する！！ほんとに！！ありがとう！！』

｢んにしてもしぶてェなァ...
お前大変だったなァ｣
『ほんっとにまじでやばかったわ！物凄い恐怖よ！！』
｢ははっ、すまねェな｣

優しいじゃねぇかよおい。聞いてねぇぞ

｢俺は任務だァ。降ろすぞ｣
『こっからは頑張る！！ありがとうさねみん！！』
｢さねみんって呼ぶなぁァぶち殺すぞォ！！｣
『こっわ！！ありがとう不死川さん！』

そして鬼ごっこ。
逃げます！！不死川さねみんさんの協力無駄にしねぇぞ！！

よっしゃがんばるかぁ！！