就職松との純恋愛【短編集】[おそ松さん]

おそ松☆警察官 ページ1

私の彼、おそ松は現在、警察官のお仕事に就いている。


私と出会ってまもなく警察官という職種に憧れを持つようになり、警察官になるための試験を何回も受けていた。

元々、少し抜けているおそ松には正直、難関だったと思う。

それでもこのことばかりは一生懸命で、おそ松の真剣な眼差しに、私が恋に落ちる時間はそんなに必要なかった。


？「ちょっと。そこの可愛いお姉さ〜ん、俺とお茶でもどう？」


A「！？」



急な背後からの声にびっくりして振り返り、身構え一歩後ろに下がる…









A「チッ…」

？「ちょっと〜…なんで舌打ちーー！？泣」

A「なんでこんな所で油売ってるのよ！おそ松！！」

おそ松「いやいや、パトロール中だったんだけどさ、可愛くてきれいなお姉さんが俺のこと考えてブラブラしてんだもの(笑)」

A「なっ…!!おそ松のことなんて…考えてないよ…」


そっぽを向いてボソッと言う私をのぞき込みながら、

おそ松「え⁉やっぱり考えてたんだ〜！嬉しいなぁ」

A「……はぁ⁉」


ニヤニヤしながらずっとこちらを見ているおそ松。てかなんで彼女をナンパしてるんだよ、この野郎←

おそ松「声に出てますよ、お姉さん…。」

A「え⁉」

その時、おそ松の腰あたりに装着されている無線機が音を立てはじめた。

おそ松の表情が一瞬にして変わった。

その見たことがない真剣な表情に思わずドキドキしてしまう……


無線《現場、赤塚交差点から東へ100mの地点より 人質の女の子を盾に下着一枚姿の男がライフル銃を乱射中…至急、応援を頼む！


無線から発せられる状況を把握したおそ松は無線機を口元に当て、「了解。ただちに現場へ向かう」と言い、私に「じゃあ」と言って引いていた自転車にまたがる_________

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