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#14 ページ15

「……ア゛ァ?銃兎、ンだ其奴。其奴もポリ公かよ?」





…最悪だ、何で左馬刻が此処に居んだよ。



チッ、と舌を鳴らす。





『!…銃兎さんのお友達ですか?色んな人と面識があるんですね、人脈も幅も広い…』



「友達?まさか。……関わると厄介ですから、さっさと行きますよ」





まじまじと左馬刻を見詰める彼に嫌な予感しかしない。直ぐに引き返そうとするも左馬刻がオイ、と怒鳴る。







「ンだよ釣れねえなァ?友達じゃねェけど無関係でも無いだろ、なァウサちゃん」



『う、ウサちゃん…?』



「変なとこだけ復唱すんじゃねえ」







ぱしん、と後頭部を軽く叩いた。




『いだっ、…さ、最初にウサちゃんって言ったのはこの白い人なのに……』




隣の彼は不満げに此方を見詰めながら叩かれた箇所を控えめに摩っている。




誤魔化すようにくん、と眼鏡のフレームを持ち上げたのと同時に左馬刻が口を開く。



__否、開こうとしたところで携帯の着信音が響いた。




『………!ごめんなさい、少しだけ席外しますね、』




どうやら先程の軽快な着信音は彼のものだったようで、


画面を一瞥したあと礼儀正しく会釈をするとその場を離れていく。





「…左馬刻、一々俺の連れに突っかかろうとすんな。面倒事を増やすんじゃねえよ」



「はァ?ンな事してねェよ、ちッと声掛けようとしただけだろが」





左馬刻はそう告げると、遠目に彼奴のことを見遣る。



徐ろに煙草を咥え徐ろに火を付けた後に深く紫煙を吐き出した。





いやに機嫌が良さそう……に見えるが、何かあったのか?





釣られるように煙草を取り出したところで左馬刻が口を開く。







「なァ銃兎。……彼奴なんて名前だ、」







は、と思わず素っ頓狂な声が零れる。火を付けたばかりの煙草を落としそうになったのを慌てて抑えた。





「ンだよ何か文句あんのか?」



「いや……、…自分で聞けば良いだろうが、」





静かに煙草を吸い込むと、バツが悪そうに銀糸を乱雑に乱す。





「あ゛ァ………や、なんつーか、アレだ。見覚えがあっただけだっつの、」





……何に動揺してんだ此奴は、



冷たい視線を向けると案の定ブチ切れられた、のは別の話。









✿.圧倒的に文字数が足りんです!口調が迷子… ´··`

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木乃伊(プロフ) - とっっても面白いです!更新頑張って下さい!! (2020年4月27日 2時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - はじめまして!クレハと申します!面白い作品ありがとうございます!さっそくなのですが、リクエストしてもいいですか?違法マイクで夢主君が幼児化するお話が見たいです!出来れば摩天狼でお願いします!! (2020年4月23日 22時) (レス) id: 7636715740 (このIDを非表示/違反報告)
蛇使い座(プロフ) - きゃあぁぁ!すごい一郎君と独歩君が可愛く見える……!!凄く面白いです!これからも頑張ってください! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 760b5f712c (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月8日 17時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:絢鳩 | 作成日時:2020年1月7日 1時

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