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17話「お仕置き決定……?」 ページ17

「!? きゃっ、鹿野くッ……あっ」

「っは、……今『鹿野くん』って呼んだね。ふふっ、約束通り“お仕置き”しなくちゃ……ねぇ?」

鹿野くんは口を離してニヤリと笑みを浮かべて私をお姫様抱っこで鹿野くんの部屋に運び、ベッドに降ろして私に跨がってくる。

「Aちゃん、これからも『鹿野くん』って呼んだらお仕置きだからね? ま、僕的にはいーんだけど♪」

鹿野くん――修哉はにこりと笑うと私のパジャマのボタンを外しながら、片手で背中を撫でまわして耳を音を立てながら舌で舐めてくる。
耳元でいやらしい水の音と修哉の色っぽい吐息が聴こえ、私の身体は脱力して口からは甘い声が漏れる。

「ぁッ、……修哉ぁ……ッ」

「……ん、どうしたの? 気持ちいの?」

耳元で優しい声でそう言われて私の胸はドキンと高鳴り、胸の奥からじわじわと熱くなっていく。
小声で「うん、気持ちいよ……」と言うと、修哉はクスッと笑って「そっか。これからもっと、気持ちよくしてあげるからね?」と囁いて耳を甘噛みする。

「んっ、はぁッ……。いっ、ぅ……ッ」

「っは、……これでAちゃんは僕だけのものだね」

私の首筋に顔を埋め、そこに舌を這わせて強く吸いついて口を離した修哉は、赤くついた痕を指で触りながら目を細めて妖しく笑う。
そして修哉は再び私にキスをして舌を絡ませ、角度を変えて何度も深くキスをしてくる。修哉が口を離した頃には私の目は生理的に出てきた涙で潤い、息つぎが上手くできず息が乱れていた。

「はぁッ、はぁッ……しゅうやぁ……っ」

真っ赤になっているであろう顔でそう言って修哉を見つめると、修哉は私の両手首を押さえつけたまま、目を見開いて私からぱっと目を逸らす。その修哉の目は泳いでいて、耳は今の私のように赤く染まっていた。

「しゅ、しゅうや……?」

私がそう尋ねて首を傾げると修哉はきゅっと口を結び、再び私の方を見てこう言った。


「これで今回は終わりにしようと思ったけど……我慢できないや。Aちゃんのせいだから、責任……取ってよね?」


そう言った修哉はニヤリと笑みを浮かべ、私のパジャマのズボンを脱がして自分が着ているパジャマを脱いだのだった。

この小説の続きへ→←16話「やっぱりSな猫目くん」


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作品ジャンル:アニメ
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秋ノ宮紅音(プロフ) - ヒヨリさん» 原作通りで17歳ですよ(^o^) (2017年11月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - これ、カノ君何歳設定? (2017年11月9日 12時) (レス) id: bdc272b297 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2017年3月24日 15時

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