16話「やっぱりSな猫目くん」 ページ16
「声かっわいー♪ じゃあ次はー……」
「ひゃあッ……、ちょっと……っん」
そう言って胸を揉んでくる鹿野くんの方を向こうとした時、鹿野くんがキスをしてきた。
「っふ、ん……かにょ……くんッ……」
「付き合ってるんだから名前で呼んでよ。次に『鹿野くん』って呼んだら、……お仕置きだからね?」
「っう……」
鹿野くんはそう言うとニヤリと笑みを浮かべて頬にキスを落とし、私の身体についている泡をシャワーで洗い流した。そしてお風呂を出た私達はパジャマに着替え、リビングで私はプリンを食べていた。
「あ、Aちゃん何食べてるのー?」
「プリンだよ〜、食べる?」
「うん! んじゃ、いただきまーっす♪」
「あ、ちょっそのスプーンは――」
私が気づいた頃には、鹿野くんは私の隣に座って私が使っていたスプーンでプリンをぱくりと食べ「ん〜、やっぱおいしーね〜!」と言って片手を頬に当てていた。
かっ、……間接キスっ……!!
「どしたの? あ、もしかして僕と間接キスしたの意識しちゃってるの〜?」
「!! ち、違うってば!」
「ふぅーん? じゃあ何でAちゃんのお顔はこんなに赤いのかな?」
鹿野くんはそう言うと、ニヤニヤしながら私の頬を両手でつまみ、ぐいぐいと引っ張ってくる。
「えっ!? う、嘘っ……!!」
私は目を見開き、真っ赤になっているらしい顔を両手で隠す。私の顔は、確かにお風呂上がりという事もあってとても熱かった。
「ホントだよ〜、顔真っ赤だもん! ほらほら、隠さないで見せてよ♪」
「やだっ、恥ずかし――きゃっ」
私が顔を隠したままそう言っていると鹿野くんは私の両手首を掴み、ソファーに押し倒してきた。
「隠さなくてもいいのに。Aちゃんの色んな顔、僕に見せてよ。……ね?」
ふわりと笑みを浮かべてそう言った鹿野くんは、私の頭を撫でて優しくキスをしてくる。そして口を離すと目を細めて「……好きだよ、A」と言って再びキスをして舌を入れて私のと絡ませてくる。
「ん……ぅ、はぁッ……」
時折口を離して息を吸いながらキスを続けていると、鹿野くんはパジャマの中に手を蛇のように這わせてきた。
17話「お仕置き決定……?」→←15話「恥ずかしがりな私達」
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秋ノ宮紅音(プロフ) - ヒヨリさん» 原作通りで17歳ですよ(^o^) (2017年11月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - これ、カノ君何歳設定? (2017年11月9日 12時) (レス) id: bdc272b297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2017年3月24日 15時