13話「溺愛されてる……?」 ページ13
「ねぇねぇAちゃんっ」
「ん、なにー……って、ぅわあぁぁ!!」
「トイレに行ってくる」と言って席を立っていた鹿野くんの手にあるものは、何故か私の下着だった。
「なっ、なんっ……!? トイレ行ったんじゃ……!?」
「行ったよー? 何となくAちゃんの部屋に行って取ってきただけ。でさ、これちょうだい!?」
「ダメ!! 返してよ変態猫!」
瞳を輝かせながらそう言った鹿野くんは、私がそう言うと頬を膨らませてリビングを走りまわり、私はその鹿野くんを追いかける。
「何でー? まだ沢山あるからいーじゃーん!」
「ダメなものはダメなの! 早く返さないと、また股蹴るよ?」
私がそう言うと鹿野くんはハッと目を見開いた後、すぐに止まって私に下着を返した。
「ごめんなさいすぐ返すからアレだけは勘弁して下さい」
「ん、よろしい」
一息でそう言った鹿野くんは、青ざめた顔で股を押さえて身構える。そう言って私は自室のタンスに下着を戻し、リビングに行って再びソファーで鹿野くんと寄り添ってテレビを観たのだった。
それから数日後、私は夕食を作る為にキッチンで野菜を洗って包丁で刻んでいた。
「〜♪」
「――Aちゃんっ♪」
「きゃああぁッ!?」
突如、鼻歌を歌っていると後ろから来た鹿野くんが両手で胸をわし掴みにされた。
「お、やっぱりAちゃん胸おっきいね〜! 童顔なのに☆」
「やっめてって……!! ひゃっ」
包丁から手を離して胸を揉んでいる鹿野くんの男らしい手を掴んで離そうとした。が、うなじに舌を這わせられて力が抜けてしまう。
「んッ……やめっ……、夕食作れっないから……!」
「だってAちゃんが可愛すぎるんだもん、しょうがないでしょ?」
耳元でそう言って耳に舌を這わせる鹿野くんは、私が着けているエプロンの紐を解く。
そして鹿野くんが私の服の中に手を入れた時。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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秋ノ宮紅音(プロフ) - ヒヨリさん» 原作通りで17歳ですよ(^o^) (2017年11月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - これ、カノ君何歳設定? (2017年11月9日 12時) (レス) id: bdc272b297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2017年3月24日 15時