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「 北斗！！ 次あそこいこー！！！ 」
「 ねー、次あっち！ 」
「 ほーくーとー！！ 」
文化祭当日。
一緒に回っている小さい奴は、出し物全部を回る勢いで次から次へと指を差し、移動を開始。
「 …… っはあ、わかったよ 」
それに着いていける奴が彼氏じゃねえと、こりゃあ駄目だな。
…… 彼氏なんて、作らせねえけどさ
今まで彼奴のことを好きなやつなんて山ほどいた。
けど、全部俺が容赦なく潰してきた。
俺の彼奴だから。奪わないでくれ。
…… 何言ってんだ俺。
.
「 あーーー、ちょっと休憩しよっ 」
「 ん 」
近くのベンチに腰掛け、ぐーっと背伸びをするA。
つっかれたあ、なんて呟いて。
俺の方が疲れてるよ、ばあか。
「 あ、じゅりだあ、 」
樹を見つければ、声を掛けようとする。
「 おーーーい じゅ「 A、俺彼処行きたいんだけど 」 」
なんだかそれがムカついて、彼奴の手を引いて歩き出した。
俺、今日可笑しい。
なんで、こんなにも独占したくなんの？
なんで、なんで。
.
俺のこと好きになってくれないの。
「 っちょ、ほく 」
「 …… もうちょっと先 」
この気持ちに、お前は気付いてくんない。
..
全然新作 作れないいい
もう少し待ってて、、とほほ。。
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