00 ページ2
・
吾輩は転生者である。名前はアロン・アルファ。
かの有名な夏目漱石の「吾輩は猫である」をすこーしだけオマージュしてみた。
どうせこの世界に夏目漱石を知ってる人なんて1人もいないだろ、知ってたとしたらそれは俺と同じ異世界人なだけだ。よって罪ではない( ? )
俺が前の世界でどんな死に方をしたのか知らないが、気がついたら赤ん坊となってこの世界に爆誕していた。
いや、寝て起きたら異世界転生とかラノベ小説かよ。
しかも魔法が使えるみたいだし。一体どこのラノベ小説なんだよ。
ちなみに俺がこの世界がツイステの世界だと気付いたのは案外生まれてすぐの事だ。
どうやら隣の家の16歳上の兄ちゃん( 前世の俺からすれば1歳年下 )がNRCに入学する事になったらしく、母同士仲が良かった俺達はよく遊んでいたのだ。勿論俺の方が小さいから遊んでもらっていた、になるのかもしれないけど。
*
そんなわけで、色々な事があったがあっという間に16年が過ぎた。
ヤンキーと峠を越えたり、マジカルホイールで爆走したり、その辺のチンピラを従わせたりなどいろいろな事があった。言っておくがそのヤンキーは監督生のマブとして有名な優等生デュース・スペードである。
ちなみに近所の兄ちゃんが今はNRCの教師として働いているらしい。いやはや、人生とは面白いものだ。( ??? )
そしてようやく今日、俺はNRCへ向かう馬車に乗り込んだのだった。
・
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:漣 | 作成日時:2022年11月26日 17時