【ハウルの動く城】魔法使いと助手(？)

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ソフィーside

Aが出ていってしまった。



追いかけるべきだろうか。



いいや、何があったかはわからないけど、ハウルとの問題ならハウルが追いかけるべきね、、、


そう思い、まずはハウルを復活させることにした。



ソ「マルクル、お湯をたっぷりね！」

マ「うん！」

ソ「ほら、自分で歩くのよ！」





風呂場までずるずると引きずった。

階段や廊下には緑の液体がたくさんだ。




ソ「またお掃除しなきゃ。」


ハウルをマルクルに任せてまた掃除に取り掛かった。


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つい出てきてしまったがどこへ行こうか。

目的地など決まらないままひたすらに足を動かした。

どうしてもあの場所には居たくなかった。

誰も追いかけてくる気配がないということはハウルを優先しているのだろうか。

考えてもはじまらない。





あ『帰りたくないなぁ、、、』





すると何か木の当たるような音がした。

よく見ると長い木の棒が茂みに刺さっていた。


いつもなら放っておくのだが、することもないし抜いてみることにした。



あ『うぅー』





すごく硬い、、、、、

いや頑張れ私、多分できる。




あ『ふぐぅぅぅぅわぁぁぁ？？』





突然出てきた顔に驚いた。





あ『カカシ？？』




顔がカブでできているカカシだったのだ。





あ『よし、ここに立てておこう。もうひっくり返るなよ！カブ！！』





勝手にカブという名前をつけた。


その場から立ち去ろうとしたら何故かカブがついてきた。


普通なら驚くところだがずっとハウルのそばにいたためこの手のものになれてしまったのだ。





あ『なに？ついてくるの？』





名前などつけなければよかった、、、変に愛着が湧いてしまった、、、





あ『おいで、カブ。』





一緒に連れて行って上げよう、と思い一緒に歩き始めた。


家まではだいぶ距離があるが、このカブが話し相手になってくれるだろう。


退屈しないで済みそうだ。

9→←こめんと

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