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「はあとはなんじゃ、はあとは。儂の継子ぞ？ 名誉なことぞ？」
「いやなに言ってんのお前。はあ？ はぁあああ？？ 自分が私に何したかわかってんの？ なに、頭沸いてんの？ 死ぬの？ てかむしろ死んでくれない？？」
「おお……活きが良い……お主さっきまでそんなんじゃなかったじゃろ」
「お前が！ 人の記憶を！ 戻したからだろーが！！」
近くにあった酒瓶を思いっきり投げつけてやった。男は「あー！！ 儂の酒ぇ！！」と叫んで(シャレではない)キャッチしてた。チッ。
そういえば私はだいぶ口が悪かったんだと思い出した。
「ああああもうくっそぉ思い出したくもないことまで思い出したわなんてことしてくれんの……！ っていうか！ 今思ったんですけど！！ 私これ生贄では！？ これもしかして私もお供えものなのでは！？」
「もしかしなくともそうじゃろーなー」
「最悪じゃねーかあのクソジジイィイイ！！」
パァン！ と近くに放られていた白い被り物を掴んでその場に叩きつけた。
白い衣装に被り物、そんでお供えとか、どう考えても私がお供えものである。要するに神様に嫁入り。要するに生贄。もっと簡単に可愛らしく言うなれば、プレゼントはわ・た・し(ハート)。ふざけるのも大概にしてほしい。
「そんでお主、なに、儂に嫁入りしにきたの？」
「んなわけねーでしょふっざけんな！！」
「じゃろーなー。お主幾つよ」
「は！？ え、っと……十、かな」
「マジで幼妻じゃな」
なんでこいつはこんなに呑気なんだ。なんだこいつ。
「んで、なるかの？ 継子」
「そもそもそれが何かわかんねーからなんとも言えないんですが」
継子、とはなんじゃそりゃ。聞いたこともない単語である。
「っていうか、私をそれにしてどうしようってんで？ え、なに、本当にお嫁さんにでもするつもり？ そういう趣味なのあんた」
「いやー儂は幼妻に興味ないからのー。付くとこには肉が付いとる
「テンプレかよ」
気持ちはわからんでもないけれど。でも胸が小さい子もスレンダーで可愛いもんじゃ……いや、この時代だとそこまで需要はないのだろうか。…………時代？
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ユズヒ(プロフ) - 夜美さん» もうそんなに経つんですねぇ……。長いようで短い一年でした。いつもありがとうございます！映画公開、円盤発売後からも再開するので、またよろしくお願いします！！ (2020年7月11日 9時) (
レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
夜美 - 気づけばもう神様の巫女は一周年ですね。本編の区切りもついたのもタイミングバッチリですね！今までもこれからも、この作品が大好きです！応援してます (2020年7月11日 9時) (携帯から) (レス) id: 17b8cf45ac (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - かなでさん» いえいえとんでもないです！ご指摘頂けたおかげで描写抜けの事にも気付けたので、私としてはありがたい限りです！ わー！ありがとうございます！！迷惑なんてことないですよ！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月29日 13時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - ユズヒさん» そうだったのですね……！私の理解が足らず、申し訳ないです。。文章の書き方が凄く好きなので、作者様の事を推して行きたいと思ってます…！ご迷惑でなければ、仲良くして下さると嬉しいです……！ (2020年4月29日 2時) (レス) id: 58d60c86cb (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - かなでさん» なので、文字にしてある構えは抜刀をする際のものではなく、“抜刀をした後の構え”の描写となっております。もし、「いやいやそれでもやっぱりおかしいな…？」となったら遠慮なく仰ってください！ご指摘ありがとうございました！ (2020年4月28日 20時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユズヒ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月11日 20時
