【歌い手】I LOVE My HOME【まふまふ】

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漫画家『夜月 謳雨』＿Ｙａｚｕｋｉ Ｕｔａｕ＿

本名＿三日月雨音＿









「え？」




そら「だから、俺の友達の面倒見てくんない」



「かなちゃん、私、その人の事知ってる？」


そら「ううん。一回もあったことないと思う」


「・・・







バカなの！？かなちゃん！！」



結構有名な漫画をいくつか書いている私。


それなりに生活力もあるし、お金もある。



特に不自由もなく暮らしているのだが・・・



この、私の親友・・・









だと思う


一ノ瀬彼方。


小学生からの付き合いなので、いまだに

かなちゃん、なんて呼んでしまっている


そら「いや・・・俺、さすがにこの地から離れられないから」


かなちゃんのお仕事は音楽関係で

ここの近くに会社があるみたい



「でも・・・なんでだからって私なの。


相手、男の方でしょ？私、女だし・・・。


第一、かなちゃんとその人の共通のお友達にしなよー」



そら「俺にそんないっぱい友達いるわけないだろ。


いても、みんな同僚でここ離れられないか、あいつと同じくらい


生活能力ないの」



「そ、そんな・・・」


私には全然関係ないのに・・・


そら「そろそろ、あいつ死んじゃうから・・・。


頼む。そんなに嫌なら、とりあえず今の仕事が終わる一か月だけでいい！」



「しっ・・・！！？」


ど、どんな生活してるの・・！？


逆にすごいよ・・・







でも、かなちゃんがそれだけ言うくらい大事なお友達なんだな・・・



それに、かなちゃんにそこまで頼まれて、断れないわけない



「・・・わかった！！」


そら「！ありがとう・・・！！」









こんな流れで、私は一人暮らしから



いきなり知らない人との二人暮らしが始まりました。


＠＠＠＠＠




「ところで、私の家は？」


そら「・・・はい、荷物」


「え、私のい そら「あー・・・早くしないと死んじゃうなー・・・。悲しいなあ

・・・。」え、ええぇぇぇ・・・！！？」

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