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「先輩方、練習が始まりますよ」
「そうだな」
「じゃあ、私はマネージャー業に取り組んでくる」
私はスポドリを作るために、水道の方に向かう。そしたら、いつもサボってる灰崎君が廊下を歩いていた。
「灰崎君?」
「Aチャンじゃねーか」
「敬語使ってほしいな」
「なぁ〜やっぱ、俺。虹村さんからアンタを奪いたいわ」
「いや、無理無理。それに私にはアニキというラスボスがいるから」
私がそう言っても、無駄か。にしても、もったいないな……灰崎君、カッコイイのに。女の子なんてより取り見取りじゃん。何で、私?
「灰崎君。修造かウチの兄さんに殺されたいの?」
「ちげーけど。つか、アンタさ〜ほんと俺の好みだわ。なぁ、俺にのりかえてみねー?」
灰崎君が私を壁の方まで追いつめて、肘ドンをする。外から見ると、すっぽり灰崎君に包まれてるように見える。
「顔、近いんだけど」
「つまんねーな、顔色1つ変えねーなんて。でも、アンタが嫌がってる顔とか見てみてーな」
「ドSだね。きっと、修造が君の彼氏なら灰崎君はMになると思うけど」
「灰崎!」
修造のつり目がいつもより険しい。相当怒っているのだろう。修造がだんだんこっちに近づくが、灰崎君はここから動かない。
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ちかぱん(プロフ) - めっちゃ虹村先輩かっこよすぎます……もう続き書かないんでしょうか、、めっちゃ気になります! (2017年3月23日 16時) (レス) id: 0e9fe126f4 (このIDを非表示/違反報告)
イグナイトw - 虹村先輩すごく格好いいです!続き楽しみにしてます! (2016年6月28日 23時) (レス) id: 9c85e4ef57 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 面白かったです! (2016年3月21日 6時) (レス) id: bf499f608d (このIDを非表示/違反報告)
紫音*(プロフ) - 騎月ナイトさん» 宮地さんがシスコンだったらなと思うと本当羨ましいです。 (2016年1月24日 9時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)
紫音*(プロフ) - ⊃ Hana.**⊂さん» いつも見ていただきありがとうございます。これからも頑張りますね。 (2016年1月24日 9時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カトリーナ | 作成日時:2015年12月18日 16時