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「祥吾 ?」

「1人にすんなよ」


私は少し戸惑ったが、これ以上祥吾の風邪が悪化しないために


「少しだけ、我慢して……ね ?」


しばらくの間私を抱きしめ続けたが、ようやく離してくれた。私は急いで冷やすものを用意しに行った。



「ほら、冷えピタ貼って」


祥吾は上半身裸になり、冷えピタを貼り始める。


「つめてー」

「我慢しなよ。ねぇ、なんか食べたいものとかある?」

「A」

「は !?」


私の顔がみるみる赤くなっていくのが分かる。


「何赤くなってんだよ ?」


祥吾はニヤニヤとしながら、私を見つめる。


「赤くなんかなってないし !で、何か食べたいものある ?」

「つか、あんま腹減ってねーんだよな」

「そっか。じゃあ、私は下に居るから。なんかあったら呼んで」


私はそう言い、祥吾の部屋から出て行こうとする。


「一緒に寝てくんねーの ?」

「一緒に居たら、私にうつっちゃう」

「いーじゃん。……な ?」


男のくせに両手を合わせてお願いしてくる。そんなに可愛く頼まれたら、断れるわけないじゃん。


「しょうがないな。もし、私が風邪引いたら看病してよね」

「お〜う。そしたらずっと、一緒にいてやんよ」


私は布団に入り、祥吾の隣で横になる。

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カトリーナ(プロフ) - りかさん» ありがとうございます。この続きを書くかは考え中です。書くとしたら、高校生活の話ですかね。 (2016年5月6日 6時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)
りか - 面白かったです。できれば、この続きを書いて欲しいです。これからも更新頑張って下さい。 (2016年5月6日 1時) (レス) id: 260e1eb082 (このIDを非表示/違反報告)
紫音*(プロフ) - みみずくへっどさん» ありがとうございます。みみずくへっどさんがもっと灰崎君が好きになるように頑張ります! (2015年12月13日 14時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)
みみずくへっど - 灰崎くん大好きです!この作品みて、いっつもにやにやしてます!これからも頑張ってください! (2015年12月13日 13時) (レス) id: f751c0a108 (このIDを非表示/違反報告)
紫音*(プロフ) - ⊃ Hana.**⊂さん» そう言ってもらえると嬉しいです。皆さんに満足していただけるように灰崎君をもっと輝かせます← (2015年12月12日 9時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カトリーナ | 作成日時:2015年12月4日 16時

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