〇 香水 ページ22
『うんうんやっぱりグリーンのローブには蛇が似合う！』
ド｢なんたってスリザリンの象徴だからな｣
そこまで言ってドラコの動きが止まる
『どうしたの？』
ド｢…気をつけろよ｣
『え、』
ド｢この間も穢れｯ、生徒の1人が石にされたらしい｣
あぁ、秘密の部屋のことか
ドラコからその話題を出すなんてやっぱり彼は秘密の部屋とは関係ないんじゃないかな
ド｢君は純血だから大丈夫だとは思っているが｣
『分からないよ。もしかしたら父親はマグルだったかもしれない』
ド｢ｯすまない、ただ物騒なのは確かだ。あまり一人で行動はするな｣
『うん、ドラコもね』
なんとも言えない雰囲気が2人を包み込む
先に口を開いたのはAだった
『もうそろそろ朝食の時間かな』
ド｢…行くか｣
特に会話はなく、静かな廊下に2人の足音だけが綺麗に鳴り響いた
・
｢ハーイA、メリークリスマス｣
『アンジー！メリークリスマス！』
席に座ってトーストを取ろうとしたところでフレッド、ジョージの同級生であるアンジェリーナに声をかけられる
ア｢1人？てっきり双子といると思ったけど｣
『2人なら今頃私のクリスマスプレゼントを見て固まってるよ』
ア｢…………一体何をプレゼントしたの｣
『ﾌﾌｯ、なーいしょ！』
呆れながら横に座ったアンジェリーナがふとAの方を見て首を傾げた
ア｢A、貴方香水付けてる？｣
『え、分かる？臭い？』
ア｢いいえ、とてもいい香りよ｣
『ありがとう、クリスマスプレゼントに貰ったんだ』
綺麗な箱から瓶を取りだしアンジェリーナに見せる
ア｢随分と高そうな香水ね、この時期なら首筋に付けてもいいんじゃないかしら｣
『首…ありがとう、試してみるね』
穏やかな朝食を2人で過ごしていたらものすごい勢いでこちらにやってくる2つの影
見なくても分かる、赤毛の双子だ
『フレッド、ジョージ遅かったね、メリークリスマス』
フ｢誰かさんの素晴らしいプレゼントに感動しててね｣
ジ｢感動しすぎて小1時間くらいの記憶が吹っ飛んだよ｣
『あら、それはとても素敵なプレゼントだったみたいだね』
ちゃんとイタズラにかかってくれたようで一安心だ
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平凡な人(プロフ) - 続編移動おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆これからも応援します！更新頑張ってください!! (2022年4月20日 14時) (
レス) @page41 id: 6ae6cf354a (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - 素敵なお話し,更新楽しみにしています。 (2022年3月29日 21時) (レス) @page24 id: eaa010ae17 (このIDを非表示/違反報告)
枝水晶(プロフ) - いつも、癒されております、、！主様の物語、大好きです！！応援しています！ (2022年3月26日 23時) (レス) id: 22c04cac53 (このIDを非表示/違反報告)
花蕾 - 子世代キタァ！めっちゃ面白いです。一気に読んでしまいました!お体に気をつけて更新頑張ってください! (2022年3月26日 15時) (レス) @page20 id: ae229e33a3 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - や、や、や、やっと子世代ダァ！私、このシリーズ大好きです！頑張ってくださいね！ (2022年1月9日 15時) (レス) id: cf1d4c666e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2022年1月6日 0時
