牛島若利のバカ野郎！ ページ1
あーめんどくせ
チックソ川のせいで
余計に時間とる羽目になっちまった
『ご、ごめん』
「いや、こっちこそ」
前から走ってきた女子とぶつかった。
まあ、そこまではよかったんだが
「A？！おま、なんで」
まさかの幼馴染。
白鳥沢中三年。
なぜか目を真っ赤にはらして
泣いていた。
『は、はじめぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ』
Aが俺の顔を見て
安心したように抱き着いた。
あれ、こいつ彼氏いたよな
「どうしたんだよ、んなに泣いて」
ぎゅうっと抱きしめてくる力が強くなって
Aがこっちを向いて言った
『若に…若に…』
牛若？あ、Aの彼氏か
「牛若になにされたんだ」
『…フラれた…』
「え？」
最近までラブラブにしてた
此奴らバカップルが？
別れた？は？
『バレー部も追い出されちゃった…』
おいおい…どういうことなんだよ
ずっとAは牛若たちのこと
一番傍で支えてきたじゃねぇか
「嘘…だろ」
『はじめ…どうしよ』
「高校、白鳥沢残れんのか？」
問題はそこだ。
Aがメンタル的にこのまま高校に上がれるならいい。
多分、このままだと
『正直、残りたくない…かな』
無理だ。
俺は少し考えてAの目線に合わせて言った。
「A。青城の入試受けろ」
Aの成績を考えても余裕だと思う。
それに青城に居れば及川もいるし
『え？』
「おまえ、成績学年一位なんだろ？今から頑張ってもうかるだろ」
『可能性は０ではない…ね』
「大丈夫。受かりさえすりゃ、俺らがいるんだから」
『はじめ…』
「てことで、頑張れよ」
『うん。はじめ、ありがと』
「ん」
これがもう２年も前の話。
無事に青城に受かったA。
今、Aは青城バレー部のマネージャーだ。
青葉城西高校二年・愛良Aは
白鳥沢から追い出された後、
青城でマネをしている。
わぁお。二年越しにもう一度言おう。若のバカぁぁぁぁぁぁぁああああああああ→
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むぎちゃ - めちゃくちゃ面白いです！その文才を分けてほしいですwwwこれからも頑張ってください！ (2020年4月18日 19時) (
レス) id: abdebb7f65 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - ルキさん» よかったです。絵…描きたいんですけど、あんまり時間ないですからね… (2019年7月27日 17時) (レス) id: 20a1ef2144 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - かぐやさん» なるほどです。いや、無断転載とか思ってたんじゃなくて絵上手いなって思って言ったんです。 (2019年7月27日 15時) (レス) id: 869b10849e (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - ルキさん» picrewのメーカーです。〜よりって書いてなくてすみません…追記しました。 (2019年7月26日 9時) (レス) id: 20a1ef2144 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 絵って自分で描いてるんですか？ (2019年7月24日 0時) (レス) id: 869b10849e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぐや(鈴蘭) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Kaguya0122
作成日時：2019年3月18日 8時
