【銀魂】空から女の子が降ってきました。８

第三百二十四訓 ページ35

土方「……オイ、本当に行くのか？」



近藤「引き留めはしないが…門限は守るんだぞ、Aちゃん！」



沖田「何か困ったら防犯ブザー押して下せェ」



『いや何でこんな見送り大仰なの？』






真撰組の門の前。


出ていこうとする私の前には、
局長副長隊長の三人が私にクドクドとルールを言い聞かせていた。





てか防犯ブザーて。
子供か？？小学一年生か？？？初めてのおつかいか？


申し訳ないけど私ピカピカの一年生じゃないから成人間近のピチピチ19歳だから。







因みに何故こうなったかというと。



実は昨日からこんな感じなのである＿＿＿







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あの後、無事退院した私は近藤さん達と一緒に屯所へと帰った。


そして真撰組に復帰したのだが…






『万事屋行ってきますねー』






こう言った瞬間、三人が固まった。



いや何故？？？





三人は顔を歪めながらも門の前まで私をお見送り………で、冒頭に戻る。






土方「…あのクソには気を付けろよ、炭水化物を食べさせようとしてきたらビンタして逃げろ」



沖田「土方さん、マヨネーズには言われたくないと思うんですけど」



土方「ンだとコラ！！総悟、マヨ子をなめてるとロクな事ねーぞ」






マヨ子って誰？？






『……とにかく。万事屋行って帰ってくるだけですから心配しないで下さいねー』






それだけ言って歩き出した。




後ろからは近藤さんの気を付けて行くんだぞー！の声。


………過保護なのも、困り物である。








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そうして私が着いたのは勿論「万事屋銀ちゃん」





(何か久し振りな気がするな〜…)





そのまま入ろうとすると、






桂「待て待て銀時！！お前にはまだ未来がある！俺と一緒に新しい未来を築こ、」



銀時「未来も何も、俺今の環境で満足してるんで新しいも何も無くて良いでーす」







＿＿＿＿＿＿ピシャンッ、







桂君が万事屋から閉め出されていた。






桂「『…………あ。』」









うん。






いつも通りだね。









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