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カゲロウ２ ページ6
「え………？」
信じられない。
ネコちゃんが目の前で陽炎に変化していく。
陽炎は後ろを振り返ると気持ち悪いぐらい爽やかな笑顔で私を見た。
「横を見てみな♡」
私は思わず右を振り返った＿＿＿＿＿＿＿＿＿
と同時にトラックにぶち当たる。
視界が真っ赤に染まる。
何だか体中が痛いよ…睦月、助けて…。
睦月をみてみたら口に手を当ててむせていた。
私のせいだよね……ごめんなさい…睦月。
何度口を開けても声はもう出ない。
睦月はいきなり上を見上げた。
私も思わず上を見上げる。
そこには、私の側にいたはずの陽炎が中に浮いていた。
陽炎が口を開ける。
「嘘じゃないぞ」
何のことだろう？
ああ、でもそろそろ体が持たないな。
蝉がうるさいわ…睦月に言葉が届かないじゃない…！
でも……睦月と最期までいられたのは陽炎のおかげかも…。
ありが…とう…そ…して……さよなら………む…つき……。
ミーンミーン……。
ラッキーアイテム
革ベルト
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浦綾(プロフ) - 私も見ました！一回目気付かなかった（汗） (2012年8月17日 17時) (
レス) id: 7fe8693791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浦綾 | 作成日時：2012年6月9日 16時
