戦線パラレル-Two- ページ27
「・・・14日だね」
「・・・14日だな」
「・・・14日ッスね」
目を覚ましたマリー、キド、セトは、部屋にあった日めくりカレンダーを見て驚きの声を漏らしていた。
「おはよー・・・。
あれ？皆今日は早いんだねー」
僕も部屋に入ると、明らかに困惑した様子の三人の姿が目に入る。
「・・・愛生の仕業か？」
「夢としか思えないッスよね、これ」
「カノは気付いてないの？」
それぞれ思い思いの事を口にした後、小さくため息を吐く。
僕はとりあえず、マリーの質問に答えることにした。
「僕も気付いてるよ。今日は、本当は“8月16日”のはずなんだよね」
僕はやれやれと言ったように両手を上げて見せる。
実際には、“三回目”なんだけどねー。
「あー、皆様おはよーございまーす」
「・・・お前、前もそうだったが無言で入って来るなよ」
突如調子の抜けた挨拶が聞こえたかと思うと、キドがすかさずツッコむ。
ーーーー挨拶の主は、愛生ちゃんだった。
「皆さんお気付きかと思いますが、この世界は少しおかしなことになってます。
今日はそれを説明しに来たんですが、まだ一人足りなーーーー」
「ーーーー団長さぁああぁぁあんッッ！！」
愛生ちゃんの言葉を遮るように聞こえてきた、叫びにも似た声。
キサラギちゃんだった。
「・・・ちょうど良かった、これで全員ですかね？
それでは、説明を始めたいと思います」
愛生ちゃんは少し呆れたように苦笑いをすると、僕らをぐるりと一瞥して、深く息を吸い込んだ。
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マイみあ(プロフ) - 初めてまして!!とっても面白いですっ☆2000hitおめでとうございます!!!即お気に入りにさせていただきましたっ笑 (2013年3月15日 0時) (
レス) id: 1c0bf0ca35 (このIDを非表示/違反報告)
白院紫蘭(プロフ) - 2000ヒットおめでとうございます。ラブ入りますか。其れは楽しみですね。あ、シンタロー君が死んでいなくて良かったです。(笑 見捨てず、気長に待っています♪ (2013年3月14日 23時) (レス) id: e2d06bce76 (このIDを非表示/違反報告)
ひーか(プロフ) - 大丈夫です!!現実ですから!!では、これからも頑張ってください!!おやすみ〜 (2013年3月14日 22時) (レス) id: bf01b4411b (このIDを非表示/違反報告)
不思議ディスコード - ひーかさん» ありがとうございます！！ホント自分でもビックリです((((；ﾟДﾟ)))))))コレハユメ？マボロシ？？ (2013年3月14日 22時) (レス) id: 247e8bd539 (このIDを非表示/違反報告)
ひーか(プロフ) - すごいですね!!2000ヒットおめでとうございます!! (2013年3月14日 22時) (レス) id: bf01b4411b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議ディスコード | 作成日時：2013年3月9日 19時
