１５ ページ21
『……エヴァンゲリオンお馴染みの知らない天井だ…』
急に暗くなった視界から目が覚めると、そこはエヴァの中ではなく病室だった。
どれくらい時間が経ってるかはわからないけど、窓の向こうに見える太陽が高く昇っているから昼くらいかな
…そうだ、あの後戦いはどうなった？シンジは無事？サキエルは？
頭の中の整理が全くつかず、ぼーっと窓を眺めているとコンコンと部屋の扉がノックされた
『あ、どうぞ』
「失礼します」
入ってきたのは白衣を纏う長身の青年。それもめっちゃイケメンの。
イケメンは私を見るとニコリと笑いかける。
…やばい、一瞬胸がキュンってした…いや、駄目だ私はカヲル君一筋カヲル君一筋
「君が、碇Aさんだね？改・初号機パイロットの」
『は、はい。…って、それを知ってるってことは…』
「そう。リツコ博士の補佐をしてる橘ツバキです。よろしくね」
出された手に、握り返そうとして一度手が止まる。
今この人、ツバキっていった？
『……もしかして、椿？』
そう聞くとツバキはにぃと悪人のような笑みを浮かべる。
「ここで思い出せなかったらどうしてやろうかと思ってたが、思い出してくれて安心したぜ。
久しぶりだな、A」
ツバキは先ほどの紳士的な態度とは一転し、口が悪くどかっと丸椅子に足を開いて座る。
あ、これは椿だ。
『久しぶり、ツバキ！ずっと会いたかったよー！
全く別人みたいになってたから、誰かと思ったよ…それに顔めちゃくちゃイケメンになってるし』
「そうだろそうだろ。あのカミサマもちょっとは役に立つってもんだ」
トリップしたツバキは容姿端麗、長身、まさに絶世のイケメンという言葉が似合う顔立ちをした。
……ちょっと私と差がありすぎない？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
**雪音**@テスト嫌だ(。´Д⊂) - おもしろくてとてもすきです！「わーでっかい使徒だぁ」ってもしかして…！？！！(( (2022年2月14日 2時) (
レス) @page9 id: d23b4dd949 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - さらわさん» おお！ここにも仲間が！いいですよねー、ありがとうございます！ (2020年5月15日 12時) (レス) id: af85f8939e (このIDを非表示/違反報告)
さらわ(プロフ) - 引っ張りゲームのせいで今更ハマってしまったの全く同じです笑おまけにあbまで配信してて、名作ですよね！更新頑張ってください！！ (2020年5月14日 23時) (レス) id: 62d360a22c (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - リサさん» リサさんありがとうございます！！めちゃくちゃうれしいです！！！頑張ります！！！！！！！！ (2020年5月11日 21時) (レス) id: 5c5f498b44 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！これから更新頑張ってください！ (2020年5月11日 15時) (レス) id: bb331808a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白 | 作成日時：2020年5月7日 0時
