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それからというもの...こうなって、ああなって...頭が混乱して、気づいたら布団の中で寝てて...
一「...ん」
『一松!大丈夫??』
A?僕、倒れたんだな。
恥ずかしい。
待って。
僕とA、二人きり...?
一「...兄さん達は?」
『...えっと、下にいるよ』
一「...あっ、そ、そうなんだ...」
上手く顔を見れない...っ!
今僕、どんな顔してんだろ...っ
『顔赤いよ?熱かな〜?』
はいはい、赤いんですね〜...!w
うん!分かってた←
すると、困った顔をしてAは僕のおでこに手をあててきた。
一「!」
『...熱ぽいなぁ...。風邪?てか、どうして倒れたの?』
一「...えーと。いや、ちょっとめ、目眩が?!」
『...頭打ってないと思うけど...。もう、ビックリしたんだから!丁度、一松来ないかな〜って思ったら倒れて登場したんだからw』
僕のことを考えてた、だって?
僕のことを...!?
一「無、無理...」
『...えっ?何が?肩揉むだけだよ〜?』
か、肩?
......肩もみ?
それを聞いて、今まで考えてたことが恥ずかしさで死にそうなくらいになった。
一層、顔が火照った気がする。
『だ、大丈夫??寝ときな!...安静に...』
一「...死にたい...っ」
『負けないで!』
あぁ、墓まで持っていこ...!
誰にも言わないっ!
『...ふふ、可愛い...』
猫みたいに撫でらてた。
それがとても心地よくて、すぐに寝そうになった。
僕はこれでも、これだけでも、幸せなのかもしれない。
Aがいるだけで、幸せなのかも。
もし、おそ松兄さんがAを悲しめたら僕が...
奪ってやる。
だから...
段々と意識が遠のいていった。
――――――――――――――――――――――――――
『寝ちゃった...』
風邪かぁ。人数多いから、たいへんそうだね...。
一松、何に対して死にたいって言ったのだろうか?
まあ、そこまで探らないけどね…。
さぁ、下に行こうかな。
一松寝たっぽいしな。
私は立ち上がり、襖を開け眠る一松を見てから、そっと扉を閉めた。
居間に行くと、おそ松がトド松とスマホの画面を覗き込んでいた。
お「...えー!ここ、行くの?」
ト「あのさぁ...もうちょっとしっかり見てくんない?」
あっ、きっと明日の旅行についてだ。
特にどこか行きたいってわけじゃないけど...
まあ、決めてた方がいいか。
『...どこ行くの〜?』
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有無(プロフ) - ?.*???月希?.*???さん» ありがとうございます!頑張ります!!(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年11月18日 6時) (レス) id: 71e122c9b2 (このIDを非表示/違反報告)
?.*???月希?.*???(プロフ) - これからも応援しております!!!!!!!!!!!!!!!(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年11月17日 19時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
有無(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!この世界に入り込んでいただけて嬉しいです!私も、ハッピーエンドになるように頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年5月8日 0時) (レス) id: 0153225cb4 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ぜひともおそ松と夢主ちゃんには幸せになって欲しいです! そして是非ともおそ松に謎の人物を倒してもらいたいです!更新楽しみに待ってます! (2017年4月30日 15時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
有無(プロフ) - みかタンさん» ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!羨ましいだなんて…///照れます//更新頑張ります! (2017年2月19日 1時) (レス) id: 0967d6f0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kaen20031/
作成日時:2017年1月3日 3時