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朝、私はいち早く起き支度をした。
みんなまだ寝ている。
まぁ、今8:00だけども←
ニート達の活動時間は昼からだもんな。。
あつしくんに会う約束。
分かるかな。少し、怖いなぁ。
自分の事なのに、知るのが怖くて怖くて。
それでも、一歩踏み出さねば...!
私は家を出て、待ち合わせの公園に向かった。
朝の公園は、お年寄りが運動している。
健康のため頑張ってるな...。
辺りを見渡すと、若い男性がベンチに腰かけていた。
あれは、あつしくんだ。
『あの...?』
あ「あっ、えっと...Aさん...ですか?」
この感じだと、私を知らない感じだね。
少し胸が痛む。
『そうです。すみません、急に...』
あ「いえいえ。気にしないでください!
それより...話って何ですか??」
『...あの、昔私と同じ名前の子いませんでした?』
あつしくんは言い当てられて驚いている。
それもそうだろう。
あ「いましたが...?」
『あの...その子...私です』
あ「えっ...?!...ッウソはやめて下さいッ」
信じられてない。
どうしよう。
『私なんです。ホントです!』
あ「だったら、これは幻なのか?あの子がここにいわけない...」
『......死んだから』
私の目をじっと見つめる。
その目は見開いていた。
私の存在は、幽霊とは少し違う。
浮いたり、透けたりしてない。
人から見えるし、物も触れる。
あ「...A...?」
あつしくんは私の顔をさわる。
現実だと信じてもらうためには、触るしかないだろう。
涙が出そうだ。
あつしくんも涙が出てきそう。
『ごめんなさい。私、なんでここにいるのか分からなくて...ッ』
あ「そうだよね...また会えるなんて」
初めて、私を知ってる人に会えた。
私たちは公園のベンチに座った。
あ「記憶が無いの?」
『気付いたら、路地裏にいて...それで松野さんに拾われたの。』
あ「だから、か...」
何とか理解出来たみたい。
『...で、昔について知りたいなぁって』
あ「...ッ」
明らかに様子がおかしい。
私の過去に何があった。
あ「...ごめん!まず、謝らせて!」
『な、なんで?』
あ「距離を置いてしまったことを...」
距離を置いた?
別に、なんてことないよ?
『...なんで謝るの?』
あ「...君の家族。お母さん、お父さんはもうここにはいない。」
『もう...いないの?亡くなってしまったってこと?病気?』
あ「いや、あれは事件だ」
事件...って
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有無(プロフ) - ?.*???月希?.*???さん» ありがとうございます!頑張ります!!(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年11月18日 6時) (レス) id: 71e122c9b2 (このIDを非表示/違反報告)
?.*???月希?.*???(プロフ) - これからも応援しております!!!!!!!!!!!!!!!(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年11月17日 19時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
有無(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!この世界に入り込んでいただけて嬉しいです!私も、ハッピーエンドになるように頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年5月8日 0時) (レス) id: 0153225cb4 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ぜひともおそ松と夢主ちゃんには幸せになって欲しいです! そして是非ともおそ松に謎の人物を倒してもらいたいです!更新楽しみに待ってます! (2017年4月30日 15時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
有無(プロフ) - みかタンさん» ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!羨ましいだなんて…///照れます//更新頑張ります! (2017年2月19日 1時) (レス) id: 0967d6f0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kaen20031/
作成日時:2017年1月3日 3時