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にしても、つまんないー!
静かな松野家。
あっ!トッティ!
ジョギングだっけな?
早起きしてるから、そろそろ帰ってくるんじゃないのかな?
話し相手が欲しいよ〜。
机にグダァと顔をつける。
「…にゃー…」
『?』
ね、猫?
鳴き声の聞こえた方を向く。
外にいるのかな。
そういえば、一松が猫好きと聞いた。
てことは、お友達かな。
会いに行ってみよう〜。
玄関に行き、靴を履いて外へ出る。
家の近くだから、遠くないはず。
家の周りを見てみる。
すると、影の塀に座っていた。
三毛猫だ。
「にゃー!」
『…可愛い』
猫に近づく。
逃げないから、人懐っこいんだろうな…。
頭を撫でてみる。
すると、目をつぶって自分から擦り付けてきた。
『…うわぁ♡』
可愛すぎかよ…
これは、やばい…。
頭を抱えるレベルだよ…これ…///
「にゃ!」
『アッ!!!』
急に猫がジャンプしてきた。
焦ったけど、キャッチ出来た。
びっくりしたぁ…。
『…危ないよw』
なでなでしながら、家の中に入る。
立ってるのキツイし、寒いから部屋に入りたい…。
動物入れてヘーキかな?
もしアレルギーだったとしても、みんな強いしヘーキだ。←
居間に猫を連れ込む。
暖かい部屋に吸い込まれるように入っていく。
『猫ちゃんも、暖かい所好きでしょ…?』
「にゃ〜!」
人間の言葉がわかるかのように返事をする猫。
よしよしと頭を撫でまくる。
お腹減ってそうだな〜…
猫って何食べるんだっけ?
魚?ミルク?
うーん。分からないや…
ここは後で一松に聞こう。
再び猫に視線をやる。
綺麗な模様の中に、何やら傷のようなものがある。
喧嘩してやられたのかな?
いじめ…?
痛そう。よく我慢できるな。元気そうにしてるに。
『…猫ちゃんも大変だね…』
一「…野良猫は特に」
背後から声がした。この声の主は一松だ。
私はバッと振り返る。
頭を掻きながら、あくびをしている。
相変わらずの猫背で、目はいつもより全く開いてない。
『おはよう。一松!』
一「…ん」
寝起きは話してもダメかな?
そう思っていたら、一松が話してきた。
一「…その子、いじめあってた。
…怖がりな性格だから、懐いてくれなかったんだよ。
スゴイ…見直した…ヒヒッ」
『…そうだったの?!…』
この子から、私にダイブしてきたのに…
何故だろう。
『そうだ。一松、猫って何食べるの??』
一「えっ…えっと…」
一松は丁寧に分かりやすく教えてくれた。
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有無(プロフ) - ?.*???月希?.*???さん» ありがとうございます!頑張ります!!(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年11月18日 6時) (レス) id: 71e122c9b2 (このIDを非表示/違反報告)
?.*???月希?.*???(プロフ) - これからも応援しております!!!!!!!!!!!!!!!(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年11月17日 19時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
有無(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!この世界に入り込んでいただけて嬉しいです!私も、ハッピーエンドになるように頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年5月8日 0時) (レス) id: 0153225cb4 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ぜひともおそ松と夢主ちゃんには幸せになって欲しいです! そして是非ともおそ松に謎の人物を倒してもらいたいです!更新楽しみに待ってます! (2017年4月30日 15時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
有無(プロフ) - みかタンさん» ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!羨ましいだなんて…///照れます//更新頑張ります! (2017年2月19日 1時) (レス) id: 0967d6f0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kaen20031/
作成日時:2017年1月3日 3時