糖分 6 ページ8
NO side
五｢＿＿じゃ、階級もわかったしさっさと帳おろして。早く帰りてぇし｣
｢あのその前に、お父上様から伝言が。｣
五｢…なんだよ｣
｢[今回は手を出さず、全て銀時にやらせてお前は見ていろ]だそうです｣
五｢…チッ｣
と、弟は舌打ちをした。
別にめんどくさかったから楽はできるから良いと思っていたが、なんか気に食わねぇ…
そう思ったからである。
｢…それでは帳をおろします｣
＿＿＿＿＿＿＿闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え
使いの者がそう唱えた瞬間、空から廃病院を覆うように黒い液状のようなものがおろされた
『えっなんか一気に夜になったんだけど』
悟｢(帳も覚えてねぇのかよ)…これは｢帳｣っていって、外から術士を見えなくして呪いを炙り出すやつ。まぁ簡単にいえば結界みたいなもん｣
『へぇ〜便利な技だな』
｢完全におろせました。ではご武運を｣
＊
五｢……ちょっと、兄さん｣
『なな、なぁに？悟くん』
五｢歩きずれぇから離れろや！｣
『やだぁー！！やっぱ怖いぃ！！なんで帳おろしちまうんだよ！！暗いじゃん！！そういう雰囲気出しちゃダメだって！！！確実に出てくるだろうが！！！』
五｢出てくるもなにも、そのための帳だっつーのバァカ！！｣←
今の状況、弟の体にしがみついてめっちゃ震えている兄。
さっきまでの勢いはどこえやら、任務に行く前のテンションに戻ってしまっている
当たり前だが、兄は転生者。
この世界のことは一切知らないため、｢祓う｣と言ったら陰陽師のようなイメージを思い浮かばせていた。
だが、この世界の｢
非術師等がそのまま祓おうものなら最悪の場合、死が待っている。
『…あれ、なんかさっきと雰囲気違くね？』
五｢は、何言っt………！？…おい、嘘だろ｣
『えっなになに、もしかして神隠しか？！』
五｢…そんな可愛いもんじゃねぇ｣
＿＿＿＿＿これは、呪霊の領域内だ。
『？領域内？』
五｢これも簡単に言うと、
『…で、ここを出るにはどうすればいいんだ？』
五｢1番手っ取り早い方法として自分も同じように領域を展開する。今の状況ならそれしか無い｣
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美結菜 - とても面白いです！続き楽しみにしています！ (2023年2月10日 17時) (
レス) @page41 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 早く続きが見たいです！ゆっくりでもいいので更新待ってます！ (2022年12月12日 20時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
まかろに - だいすきだぁぁぁぁ！！！ ギャグセンスがすきぃぃっぃ んでもってsきぃぃぃぃ（？） (2022年10月7日 0時) (レス) @page41 id: 96151534f5 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 続きをお恵みくださいorz (2022年1月27日 17時) (レス) @page41 id: 4cfd4dba47 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。 - すごい好きです！！！！更新頑張ってください！！！！！！！！ (2021年10月7日 20時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海斗 | 作成日時：2021年1月8日 3時
