糖分 5 ページ7
NO side
『…悟くん、今なんて?』
五「よくないパティーンのほうだからって言った」
『てことは、持ってるのか?俺。そのジュジュツってやつ』
五「持ってるよ。俺とは逆のほうだけど」
『それって強い?』
五「まぁ俺の逆なら強いんじゃね?知らんけど」
『…』
五「?兄さん?」
『…呪霊がなんぼのもんじゃぁぁぁあぁい!!!!!!』
五「!?(ビクゥッ」
『もぉ〜それを早く言えよなぁ、我が弟よ!そうと決まりゃァさっさと行こうぜ!!』
五「…(ポカーン」
そういうとさっさと行ってしまったお兄さん。
さっきまでとの兄のテンションの変わりように
呆然とする弟。
そりゃそうだ
天井に縄を吊るしてタヒのうとギャーギャー騒いでいたのに、自分にも呪術があると知った瞬間、あれ↑である。
誰だって弟のような反応をするだろう
つか、それが普通。
そして我に返った弟はこう思った
五「…(他の兄弟のところに)転生しようかな」
*
「__ここが、今回の任務地になります」
家から車で約数十分
今回の任務地、廃病院に到着した兄弟。
「ここを壊そうにも怪奇現象が耐えないせいで、なかなか作業が進まないそうです」
五「ふーん。で、階級は?」
「1級か準1級とのことです」
五「…(父上、兄さんの実力を俺に見せるためにわざと強いほうを選んだな)」
そう。今回の任務は兄の実力を弟に見せるため…
でもあるが、実はもう1つの理由もある
それは「有上限呪術」を知るため。
弟も名前だけしか知らないと言っていたが、それは五条家全体も同じ。
「六眼」を持ってして産まれてくるのも珍しいというのに、兄が持っているのは「六眼・赫」。
当時それを見て驚きのあまり焦りながら資料を見た父だったが、まさかの情報はほぼ無し。
あるとすれば、
推しのURの出現率が0.0015%の確率くらいに産まれてくる率が低いということと←
「有上限呪術」という呪術名と「無下限呪術とは逆の呪術」ということだけだった。
それを知った父は兄が物心がつき次第、徹底的に修行やらなんやらと厳しいことをやり、有上限呪術の習得をさせた
そして習得を得た兄にいざ、任務に行かせようとした父だったが五条家の長男、呪術師だというのに呪霊を幽霊と重ね、怖がって任務に行かないという事態に。
そうなってしまったせいで今の今まで、有上限呪術のことを知れなかったのである。
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美結菜 - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2023年2月10日 17時) (レス) @page41 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月12日 20時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
まかろに - だいすきだぁぁぁぁ!!! ギャグセンスがすきぃぃっぃ んでもってsきぃぃぃぃ(?) (2022年10月7日 0時) (レス) @page41 id: 96151534f5 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 続きをお恵みくださいorz (2022年1月27日 17時) (レス) @page41 id: 4cfd4dba47 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。 - すごい好きです!!!!更新頑張ってください!!!!!!!! (2021年10月7日 20時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海斗 | 作成日時:2021年1月8日 3時