・(※ﾋﾟﾝｸ注意) ページ8
目がチカチカする
涙と唾液が止まらない
それでも私は求めてしまう
おかしいなんてもう思えなくなったから
｢あ゛……、っ、うつ、鬱、…ふ、
そろそろむり、しぬ、…ゔ、んっ……ぁ……｣
藍色の瞳と目が会った瞬間に
ぱっ、と簡単に手を離される
体が求めていた酸素が急激に入り込む
水の中で溺れるみたいに上手く呼吸ができない
｢っは、あ゛…っはぁ、はぁ… っ…｣
｢…ほんま、Aはずるいわ。
そーいうの、…まじで興奮する…♡
俺がAを生かしてあげてるって
感じがしてたまんないわぁ…。
ほら、こっち向いて……っ…。｣
彼に急かさせるまま体位を変える
時々ぴくっ、と身体が勝手に感じてしまう
そのまま向かい合い、唇を重ね合う
まるで逃がさないとでも言うような
激しくて深くて優しい口付け
そのまま彼は私の胸元に顔を埋めると
ちゅ、と音を鳴らして小さな赤い華を咲かせる
｢…あかん、まだ足りへんわ…。
痛いと思うけどちょっと我慢してや…。｣
その言葉が届いた刹那、
首筋に突然鋭い痛みが走る
｢っ！…あ、痛…｣
痛みの後に分かったのは、
鬱が私の首筋を強く噛んだということ
何度も何度も場所を変えて
狼のように噛み付いてくる
血が滲んだような痛みもする
我慢できなくて彼の身体に抱きついてしまう
｢…あ、は…。
A…、それわざとやってるん？
唆られる…｣
彼はそう呟くと噛み跡を舌でなぞる
ぴり、とした痛みと舌の這う感覚が気持ちいい
｢全部、Aが悪いんやからな。
抑えようと思ってても出来へんもん…。
もっと喘いでや、1番奥で出したる…っ！｣
｢あ、や、待って、ぅん…！
早い、はやいって…！っあ、だめ、も、むり…！｣
身体がびくびくっ、と大きく痙攣する
血が一気に巡って熱くなる
｢…やばぁ…♡たまらん、たまらんわぁぁ…♡
俺も、もう限界やわ…っ、…！！｣
その声が聞こえた瞬間に
何かが限界を超えたような感覚に陥った気がして
(…あ、やば…)
視界が白くなって
意識がぷつん、と切れた
意識が途切れる間際に見えた彼の顔は
艶めかしくて、美しくて、
｢っは…
…あぁ、Aちゃん、疲れちゃったんか…？
…今日、めっちゃ良かったで…
────また、Aちゃんの苦しむ顔、
いっぱい見たいわぁ…♡｣
美しく歪んだ彼の顔だった
甘く溶かして抱きしめて。【sha】→←苦くて苦しくて大好き。【ut】(※ﾋﾟﾝｸ注意）
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ぽやま。(プロフ) - mariaさんコメントありがとうございます！設定はかなり意識してます！気づいて貰えて嬉しいです✨ (2023年2月19日 19時) (
レス) id: 23fa074e26 (このIDを非表示/違反報告)
maria - 占い師コネシマ・・・たしかに魔主役の最後のあとがきで祈禱師コネシマっていっていたけれど・・・ (2023年1月16日 1時) (レス) @page42 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
ぽやま。(プロフ) - 塗さん有難うございます！更新は遅いですが見て頂けて嬉しい限りです！ (2023年1月3日 0時) (レス) id: 23fa074e26 (このIDを非表示/違反報告)
塗 - この作品、私のお気に入りです‼️最近寒いので、体調には気を付けて下さいね。 (2022年12月7日 7時) (レス) @page6 id: d1b072df9a (このIDを非表示/違反報告)
ぽやま。(プロフ) - 朝さんコメントありがとうございます！感想嬉しいです。続きぜひぜひ楽しんでください (2022年5月21日 14時) (レス) @page26 id: 215bd6f50b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽやま。 | 作成日時：2022年1月20日 8時
