ピンクの悪魔には劣るけどやっぱり化け物なんだなって。 ページ44
シャタド組サイド
放送を聞いた後…
デ「あっちの奴らめっちゃ進んでんじゃん」
シャタド「いやあの…さっきの罠踏んで一気に僕ら上行ったじゃん。今地下5階だよ?」
デ「へ?」
ワド「大王様ほら、そこの壁にB5って…」
デ「(;゚Д゚)嘘だッ!」
何ということでしょう。つい先程、B100まで落とされたというのに…気づけば慎重派のナイトメア達を追い越したではありませんか!?ここに来て圧倒的な豪運を見せつけていく!
…と驚くのも束の間、今度は足元が冷たくなるのを感じた。大王とその部下はこの感覚に何となく覚えがある…。4人は静かに足元を見た。
…。水だ。エリアの壁から止まらぬ勢いで吹き出している。
水が…足首あたりまで浸かっている。
マ「あー…アイツのいう通りだな。急いで登ったほうがいいかもしれない」
ワド「…えっと?」
マ「このままだと俺ら全員、溺れるって事」
デ「あー確かに、お前らこういうのダメかもな」
ワド「僕達何時間も水の中を、毎回潜った事がありますもんね」
スケルトンの2人は真剣な顔でいるというのに…この大王と部下ときたら…!
この2人にとって、エリアが満水になっても別に気にならない。動くスピードが遅くなるくらいだ。
カービィシリーズにおいて、水中ステージは当たり前。…気体の酸素が無くても何時間も潜ることができる。
人の姿をしているが、彼らもピンクの悪魔と同じ凶悪な奴というのを忘れてはいけない
シャタド「でもボク達スケルトンって肺ってないし、横隔m(((デ「シャッター、それ以上は言ってはいけない」…はい。とりあえず膝までくると移動するのが辛くなるから、早いうちに上に行こう」
人間の姿をした、化け物だということを再確認した、スケルトンの2人であった。
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作者名:星雪桜 | 作成日時:2020年5月13日 19時