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駒となった破壊者 ページ3

ク「インク、その姿…」


 いつもの容姿が違うインクに、クロスは不思議に思う。


闇イン「…予定変更だ、エラー。先にクロスを始末する」

エ「…ワカリマシタ」

ク「え?2人共どうし、っぶない!」


 間一髪で、クロスはエラーの放つ糸避けた。もう少し反応に遅れていたら、縛り上げられていたであろう…


ク「どうしたんですか!?始末って…」

闇イン「君は知らなくていいよ。
 あ、そうそう、逃げようとしても無駄だからね?」


 そう言いながらクロスの背後に瞬間移動し、筆を勢いよく振り下ろす。
 が、

ガキンッ!

 クロスはナイフを瞬時に作り出し、闇インクの攻撃を防ぎ、弾き返す。

 弾き返された闇インクは、一回クロスと距離を取る。


パチン!

ク「なっ!」


 闇インクに気を取られていたせいで、エラーの放つ糸に気づかず、右腕を縛られる。


ズバッ

 だが、そのくらいなら左手にナイフを出して切ればいい話。


ク「何が何だか…」

闇イン「エラー、クロスの相手は任せるよ。だけど瀕死程度に済ませて。間違っても殺さないようにね。」

エ「ショウチイタシマシタ」

「じゃ、よろしく」


 闇インクはそう言うと地面にインクを塗り、別の所へと去った。

ク「エラーさん…
(確かにショートカットは使えなかった。
戦っても負けるだろうし…来るかはわかりませんが、先輩が来るまで時間を稼げば…!)」

シャッター君は激オコです→←破壊者でさえ…



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作者名:星雪桜 | 作成日時:2020年5月13日 19時

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