お見舞いに ページ20
数日後…
カービィ、メタナイトはdream swapに来ていた。ドリームを見舞いに兼、あの事件について聞きに来たのだ。彼は今入院中で、怪我は順調に回復しているそう。
カ「ドリームの病室は…ここだね」
ガラガラガラ…
病室の戸を開けると、窓の景色を眺めているドリームが居た。
机の上にある紙の山と羽ペンは………
カ「ドリーム〜お見舞いに来たよ。元気?」
dsド「カービィか…また君に助けられたよ。本当にありがとう。隣の方は…?」
カ「メタナイトだよ〜」
メ「よろしく。…ドリーム殿、その大量の紙は何だ?」
dsド「あぁ、仕事の書類だよ。僕が休んでいた間、沢山溜まってたからね」
カ「入院中くらい休んでよ…
それでドリーム、君に聞きたい事があって見舞いに来たんだ」
dsド「聞きたい事?」
カービィは例の事件について、当時何があったのか本人に聞いてみた。簡単にまとめると、
・久々に休暇をもらい、ドリームは読書をして過ごしていた。
インクは出張だったので居なかった。
・突然背後に大きな負の感情を感じたので、振り向こうとしたらその負の感情の者に背中を斜めに大きく斬られた。
・急な不意打ちに耐えきれず床に倒れ、回復魔法を使おうとしたら、何故か使えなかった。
・インクの様な姿をした人物が別の空間へ行くのを見て、意識が途切れた。
その後カービィが来て、馬鹿でかい声でうっすら意識が戻り、病院に搬送されて今に至る…という事。
カ「インク…そういえばインクは見舞いに来たの?」
dsド「あぁ、彼ならこの前来てくれたよ。本人曰く、時間軸の移動に失敗して、次元の狭間に彷徨ってたって。けど、その狭間はとても奇妙で思い出したくもない空間だったらしい…」
ちなみに彼は今だけ、社長代理として仕事を任されている。…会議などは除くが。
dsド「…でも僕は犯人は彼だって信じたくはないし…そもそもあんな感情は彼から今まで感じたことはなかったし…」
カ「…!やっぱアイツが…僕の予想は間違ってなかったんだ!」
メ「カービィ?」
カ「ドリーム、色々話してくれてありがとう。
…あっ!渡すの忘れてた…ドリーム、これ見舞い品。じゃあまたね!ちゃんと休憩取るんだよ!」
dsド「え?あぁ…ま、またね?」
カービィはポータルを開き、早速さに帰っていった。メタナイトもお大事にと言葉を残し、カービィの後を追って行った。
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作者名:星雪桜 | 作成日時:2020年5月13日 19時