過去の事件 ページ11
デ「カービィ、まさかとは思うが、あの時のことを忘れたわけではないよな？」
カ「うん。ちゃんと覚えてるよ」
ﾜﾄﾞ「じゃあ何で…裏があるかもしれませんよ？コレもまたナイトメアさんの策略かも知れませんし。失礼になりますが、シャッターさんに関しても…ね？」
カ「…確かにナイトメアは酷いことをしたよ。僕の友達を奪って、インクが大切にしていたものを壊してたんだから。
でも、根から悪い奴ではないと…」
メ「お前の言いたい事は分かる。だが、あの事件のことを踏まえると、同行することが出来ない。信用ならん」
例の洗脳事件があって、3人はナイトメアが言う事を完全に信用していない。同行する気は無いらしい。
ナ「そう…だよな。あんな事したんだ。信用される訳ねぇよな…」
何処か寂しそうな顔をするナイトメア。触手も垂れ下がっていて、仕方ないか…と呟く。
カービィは真剣な顔になって、闇au達に質問する。
カ「ねぇナイトメア。いや、マーダーもホラーも。君達はクロスの事をどう思ってる？クロスの他にも、キラーとエラーも。君達にとって、その3人はどういう存在？」
予想外な質問に、3人は驚く。3人だけじゃない。他のメンバーも驚く。…そんなに驚くような内容だっただろうか？
しばらくの間が空き、ナイトメアが口を開けた。
ナ「…クロスは俺らの団体の中で1番の後輩で、大体の家事はアイツ1人でやってて。キラーとマーダーの喧嘩を止められる唯一の奴。…いつも全て1人で頑張ってて、感謝しきれないな。アイツがいなけりゃ、アジトは荒れたままだっただろうな」
普段なら言わないであろう事をナイトメアは口にする。ナイトメアが発言した後、ホラー、マーダーも意見を言う。
ホ「エラーは触られるのが嫌いだったり、水が苦手だったり、俺たちからしたらおかしな奴だけど、
ちゃんと仕切ってたり副リーダー的な存在で、たまにだけど料理とかして…エラーの作る料理は美味い」
マ「キラーは俺とは話が合わなくて俺の菓子勝手に食ったりしてメッチャ腹立つけど、
なんだかんだEXP集めたり、馬鹿やったりするのは楽しくて…俺の唯一のライバル」
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作者名：星雪桜 | 作成日時：2020年5月13日 19時
