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破壊者でさえ… ページ2

エ「はぁ……はァ………」

闇イン「あれ〜?破壊者さん、息が上がってるけど大丈夫?」

エ「…。」


 2人は少し長い間戦っていた。
 エラーは息が上がり、疲れた様子に対し
闇インクは疲れているようには見えない。それどころか呼吸も乱れず、まだ余裕そうにしている。


闇イン「もう時間ないからとどめ刺すね…
 って言いたいんだけど、君は下部になって貰おうかな。僕と一緒にここにあるモノを片付けようよ?綺麗さっぱりさ。ね?」


その言葉を耳にして、彼は少し考えたが…


エ「…断る」


エラーがそう答えると、闇インクは少し驚いたような顔をした


闇イン「へぇ…意外だね。君がそんな事言うなんて。何で?」

エ「確かにオレは全てノAUを破壊すルノが目的ダ。ケど、奴がいナイとなるト話は別。
 まぁインクはゴミを守っテる心がスッカラカンの奴だ。でモアイツはオレの、タッた1人のライバルさ。一緒に戦って、馬鹿ヤッて…アイツがいなキャ、何も面白クネぇ」

闇イン「ふーん、君って意外と彼のこと想ってるんだね。
…ま、君に拒否権は
無いけどさ!


エ「!?」


 そう言い放った途端、彼はエラーにインクを塗った。
 パチン と指を鳴らしてエラーの付いてるインクは鎖となり、彼の体をやや硬く縛り付けた。
 身動きが取れなくなってしまったエラーに対し、闇インクは黒い謎の液体が入った、手の平サイズのビンを持ってエラーに一歩一歩近づく。…笑顔で


闇イン「さぁ、一緒に来て貰うよ。…口開けて?」

エ「…。」
(開けちゃダメだ開けちゃダメだ開けちゃダメだ…)

闇イン「ほ〜ら、開けてっての!」

エ「あがっ!や、やえお…ははうあ!いやが!」
訳:や、やめろ…触るな!嫌だ!


彼はエラーの口をこじ開けて…


闇イン「おらよっと…ちゃ〜んと飲み込んで?」

エ「ムグっ!?」 …ゴクン


無理矢理飲ませた


闇イン「偉いね〜♪全部飲んで」

エ「うェ…ゲほっ………ヴぅ…

……コワサナキャ。ナニモカモ。アイツラヲ…ゼンブ」

闇イン「お?うまく行った。…コレも試作品だったし、効果なかったらどうしようかと…」

エ「…ハナセ」

闇イン「あ、ごめん!今外すから」


鎖を外して…


闇イン「よし。エラー、まずは…」


シュン


ク「エラーさん!いくら何でも帰るのが…え?インク?」

闇イン「チッ このタイミングで…」


 エラーの帰りがあまりにも遅く、クロスが迎えに来たのである。

駒となった破壊者→←今までのあらすじ(すごく長い)



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作者名:星雪桜 | 作成日時:2020年5月13日 19時

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