ヒトトキ

バレンタイン ページ7

※もう過ぎてんじゃんって思う方もいると思いますが気にしないでください笑

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中2の冬。



今日はバレンタイン。

いつもは小次郎と学校来てるんだけど、

みんなに早めにチョコ渡さないといけないから

今日は私だけ早めに家を出た。




｢Aー！！おはよー！！！｣



『まーちゃんおはよ！

はい、チョコ！』



｢ありがとー！はい！Aのチョコ！｣


『やった、ありがと！』


｢どういたしまして！

Aの開けていい？｣


『いいよ！そんな期待しないでね笑』


｢うわぁ！めっちゃ美味しそう！

今すぐ食べたい…！｣


『ありがと笑

学校で食べちゃダメだよ？笑』


｢わかってるよ！

ちゃんと家で食べます！｣


『はいはい笑』


｢Aちゃんおはよ！｣


『お、はっちゃんおはよ！』




まぁ、この調子で朝からいろんな子に友チョコを貰えました。




お昼放課に別のクラスの子に呼び出されてチョコを貰った時、


｢ところでAちゃん。
日向くんにチョコあげたの？｣


『え、あぁ、小次郎？

渡したいんだけど今日はなかなか渡す暇なくて…。』


｢早く渡さないと日向くん嫉妬しちゃうよ？｣


『え？嫉妬？ないない笑』


｢だってA、他の男子にもチョコ渡したんでしょ？｣


『あぁ、うん、義理チョコだけどね？』


｢………ん？｣


『ん？』


｢ほかの男子は義理チョコって……

やっぱりあんた日向くんのこと…！｣


『だぁぁああ！////

なんでそうなるのさ笑』


｢顔赤いぞ。説得力ない。｣


『はぁ、はいはいごめんね。

でもさ、私には私なりの考えもあるの。』

｢考え？｣

『うん。だってさ、
私が小次郎にチョコ渡すとこ誰かに見られたら
冷やかされるし、迷惑かけちゃうかもだから。

だから今日の部活終わってから帰りに渡そっかなって。』


｢そっか。まぁがんばりなよ。応援してるから！｣


『は、はぁ？///

何の応援よ！』


｢決まってるじゃない！

こくはk｣

『しないから！！！』


｢……とにかく、早く渡しなさいよ〜｣

『は〜い』

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