21話 地獄 ページ22
青視点
こ「…何で来たの…？」
父「心配だったからだよぉ？」
嘘付きが。
そんな訳ないじゃん。
こ「本当は？」
父「ははっ…」
ーシュッ…！
え…？カッター？まさか…
ーザシュッ！！！
こ「ヴァァァァァッ！！！！」
父さんは、カッターを出すと、僕の腕に突き刺した。
血が流れる。
父「黙れぇｯ！」
ーシュッ！
ーザクッ！！」
こ「うゔっ…」
今度は、足の甲にカッターが刺された。
父「何でお前みたいな失敗作が生きてんだよw」
ドゴッ！！
腹を殴られる。
なんだよ…失敗作失敗作って。
父「お前みたいなやつはなぁ、幸せに生きる権利はねぇんだよ。なんでお前が俺より幸せにやってんの？なぁ？」
幸せ…
父さんは…お前は…僕がいなくなって幸せじゃん。
僕より幸せを手に入れたはずじゃん。
僕にとっての幸せって、ここの施設の先生と、莉犬くんと、るぅとくんと話す事だけ。
父さんには喘息も、鬱も、拒食症もない。
僕よりずっと幸せ。
父「後さぁ、お前がいると、周りが不幸になるんだよなぁw」
こ「それは違う！少なくとも、るぅとくんと莉犬くんは、僕と出会って逆に幸せになってるし、さとみくんだって…「馬鹿だなw」」
父「それは偽ってるんだよ。ぜーんぶウ・ソ☆お前と一緒にいて幸せなやつなんていねぇんだよ。」
うそ…？
偽り…？
そうだ…よく考えてみれば、喘息もちで、吐いてばっかりで、何にもできないようなやつといて、幸せな人なんかいないじゃん。
失敗作…僕は失敗作だから。
迷惑かけてばっかりで、本当は僕と一緒にいるの、嫌なんだ。
だから学校でも、いじめられてたんじゃん。
僕って馬鹿だなぁ。
父「お前は邪魔物。失敗作。わかるか？な？」
こ「……っ…」
バキッ！！！
思いっ切り蹴飛ばされる。
こ「ぐえっ…」
首から変な音がした。
骨が折れたのかなぁ？
コンコン
さ「そろそろ時間です！」
父「あ、はい！じゃあな。失敗作。」
桃視点
父親が帰り、部屋の中に入る。
さ「ころん！どうだった………え…？」
こ「やだっ！！来ないでｯ！！」
そこにいたころんは、腕と足にカッターが刺さり、首が変な向きに曲がっていた。
このままじゃ呼吸困難になるのも時間の問題だろう。
さ「ころん。部屋だけ移動しよう！な？」
こ「うわあああっ！やっ、、やぁっ！さわんな！」
え…ころん…？
グサッ！
こ「え…さ……く………あ……」
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流莎 - ガーターさん» 見に来ました！私も同じような作品書いてるなぁ。私の方にアドバイス的なのあったら、ください！(流莎で、検索かけると、出てくると思います。病系のやつ) (2022年7月5日 6時) (
レス) id: d2c652474f (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» ？パスワード？ (2021年12月17日 0時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - パスワード1個忘れたでも大丈夫！書いてない！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page28 id: e551669fd6 (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» 楽しかったですか！良かったですね！でも風邪には気をつけてくださいねw (2021年12月13日 1時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - ガーターさん» 楽しかった！でも疲れて風邪気味っす (2021年12月8日 15時) (レス) id: ff9a44ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガーター | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1346/
作成日時：2021年8月30日 2時
