【文スト】いやー、人が信じれなくなりました【刀剣乱舞】

椿が12輪 ページ16

ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ


『っ！…うっ…』


ただただ自分の腕を傷つけるだけ


痛い、痛い…でも、気持ちいい


『生きててごめんなさい…ごめんなさい…』


私はお母さんが出てくる夢見た後は必ずこの行為を行っている
多分、村雨はこの事に気付いているのだろう


『ﾊｧﾊｧ…流石に貧血気味なんだから…止めないと…』


治るからって…やり過ぎはいけないよね…


ｽﾊﾟｰﾝ


！？


『誰？村雨？』


違う本丸の玄関にいた子達だ


『どうしたの？君の兄弟に何かあった？』


薬「え、いや、まぁそうだけど…って腕！！｣


インテリメガネ君が叫ぶ


『別に大したことないよ…どうせ数分も経たない内に瘡蓋になるから』


こんなもの包帯巻いときゃなんとかなる


薬「でも、痕になるぞ！？」


いいから腕見せろ！とインテリメガネ君が言う


『えっ！？』


そこからが早かった
インテリメガネ君はすぐに手当てをしてくれた


『…君手当てするの上手いね』


薬「まあ、いつも兄弟達のやっていたから」


確かにあったときインテリメガネ君や弟君には沢山の包帯が巻いていた


そんなことよりも


『ねぇ、この茨見て吃驚しないの？』


薬「これ、船虫の呪いだろ？里見家に伝わる」


インテリメガネ君はさも当たり前かのように言った


『な、んで？』


薬「愛刀が村雨、あと昔、信長様が噂話で言っていたのを思い出して今、茨で合点が付いた
お前、里見家一族の生き残りだろ？」


『…凄いね、全部合ってる』


こいつ頭良いなやべぇ


五「…えーと、その…大丈夫ですか？」


『え、う、うん』


五「良かったです…あるじ様」ﾆｺｯ


こいつ天使やん


『って、え？私が主？』


五「はい！僕のあるじ様です！」


まって、まって、いきなりすぎる


『え？え？なんで？』


五「僕を治してくれた時、あるじ様の霊力凄い綺麗で温かかったです
僕、その時思ったんです
この人は優しい人だって」


薬「俺っちも同感だ。と言うわけでよろしくな

たーいしょ♥️」


包帯を巻き終わったインテリメガネ君が言う


まじか


『え、えと不束者ですがよろしくお願いします？』


ｰｰｰｰｰｷﾘﾄﾘｾﾝｰｰｰｰｰ

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ありがとうございます！！！


驚きすぎて足がガクブル状態の駄作者でした！

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