失われた愛に滴る青い涙8

第359話 ページ19

貴方side









貴「そう……………長門が………」







小「えぇ……」







貴「うずまき、ナルト…………


なんだかめんどくさそうな奴」






小「長門がナルトを信じた…


だから私もナルトを信じる。

平和への架け橋はきっと…ナルトなんだと」







貴「姉さんがそう言うなら。


私は興味ないけど。」







小「それでね……。


暁を抜ける」








貴「……………へぇ」








小「長門、弥彦、A…。


あなた達三人が私のすべてだから…

あなたがここに残るなら無理にとは言わないけど

長門も弥彦もいない今、私はここにいる入意味がない」








貴「私はずっと姉さん達三人についてきた。

今更な話。私は今までどおり、姉さんについていくよ」








小「A……。」








貴「ね、サソリ。


叔母さんについていくよね」








サ「あぅ……」








小「あら、サソリ。本なんて興味あるの？」








貴「全部忍術とかの本だけどね




あとサソリ様。」









小「え？サソリ？」








貴「そう。これ。」








小「歴代傀儡師……。」








貴「うん」









小「サソリ………。あなた、お父さんが…分かるの…？」








貴「みたいだね……」







小「…………そう…」








貴「ちょ、ちょっと………どうして泣くの…」








小「なんていい子なのサソリ………」








貴「サソリ様に似たら可愛くないって言ってたくせに」








小「この子はきっとサソリの子じゃない。



あんな野蛮な男に似てこんな可愛いわけがない」








貴「子供の前でなんてこと言うの」








小「ねー、サソリ」








貴「抜けるんでしょ？


こんなとこに居ないで自分部屋で準備してよ」








小「あ、A、押さないで」

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