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第69話 ページ22

貴方side








貴「・・・」


弥「それに…雨隠れの隣は

風の国だ。青月一族なら近づけないだろ



草隠れとも隣接してる

お前が倒れていた神無毘橋の近くの森は

岩隠れが攻め入った地だ

その足も土遁出やられたと見る

火の国国境付近にはまだいるんだぞ」


小「帰った所で警備を強化した

火の国は他里から帰ってきた貴方を受け入れるかしら」


長「スパイと怪しまれるだろう」


貴「……」


弥「五大国とは卑劣なものだ

我々無名の里を戦場とし巻き込んでいく

そこにいる長門の親は勘違いで殺されたんだ」


貴「…」


弥「木の葉に帰れないのを理解し

駄々をこねない所を見ると

見かけによらずそれなりの経験と

頭のよさがあるな。


お前、いくつだ」


貴「13です」


弥「位は」


貴「……上忍です」


三人「!」


弥「問題ないだろう」


小「そうね…」


貴「?あ、あの…」


弥「お前を、チーム自来也に向かい入れる」


貴「自、自来也?!伝説の三忍のですか?」


長「あぁ。本当の平和を築くため動いている」


弥「自来也先生も木の葉出身だ

力も申し分ないだろう

俺達と一緒に平和な世の中を目指さないか」


貴「…」




私には居場所がない…



雨隠れから戻ってきた私は

スパイと見られる…


木の葉に証明してくれる人はいるけど


木の葉はおろか、火の国にすら入れず


殺されるだろう…


それにこの足で

ここから木の葉までたどり着けるわけがない…


口寄せで帰ったとしても


みんなに迷惑をかけるだけなんだろう…



そして何より…

終戦後で国が警備を強化してる中


下手に動いて捕まるのが難…



隣接国は風と土…



よりによって憎きこの2つと隣接していては

動くすべがない





貴「ですが…私は歩く事もままなりません

これでは足手まといではないですか」


小「私の能力は…」


貴「!」




小南さんの体がペラペラとめくれていく…



貴「か、紙…?」


小「そう…」



小南さんから剥がれた紙が私の足を包む…




貴「切断して小南さんの能力で義足って事ですか」


小「やはり頭がいいようね…」


長「13歳でその考えはないだろう」


貴「……分かりました。

加入させていただきます」


弥「うん。これから俺達は仲間だ

敬語はいらん。

よろしくな、A」


貴「…よろしく」

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はるか - 毎日続編おめでとうございます!私も毎日開くようにそのまましていますこの作品大好きで楽しみにしています! (2018年7月30日 8時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤砂晋助 | 作成日時:2018年7月30日 2時

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