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第61話 ページ14

貴方side






貴「さよなら…カカシ…」








あ…



なんで泣いてるんだろ…





カカシと…



もう会えないからかな…









楽しかったな…


幸せだったな…






もっと一緒に…いたかったな…








……あぁ……………




大丈夫だよね…



カカシなら…


きっとうまくやってく…







私はいいから…


新しい人と



幸せになってね…








って思うってるけど



未練タラタラ…





このままじゃ幽霊になっちゃう……









でも………






それもいいかな………









最後の一滴の青い涙が頬をつたり


乾いた地面を濡らす…






ぼやけていく視界…





そっと目をつぶる…









岩って案外重くないんだな…




































?「…、…っ…、A…、」



貴「…?」




誰かに呼ばれているような気がして


眼を開ける…



貴「ここは…」


周りには水色と青が混ざって一面に広がっており


地球とは思えないほどの美しさだった…


遠くは眩しくて目を向けれない





?「おはよう、A」


貴「?!…あなたは…」


ナ「久しぶり、A」


貴「父さん…」


ナ「そうだよ」


貴「って事は私……死んだんだ…」


ナ「いや。君はまだ死んでいない。

ここは生と死の狭間。

君が心配でここに来たんだ」


貴「生と死の狭間?」


ナ「そう。ね、母さん」


母「大きくなったわね…、A」


貴「母さん…!」



この2人を最後に見たのは無惨な姿だった…


だけど今の目の前の2人は優しく微笑む



涙があふれる…




母「ごめんね…あなたを一人にしてしまった…」


貴「ぅっ…、グズン……大丈夫…。

カカシが……そばに…いてくれたから…」


ナ「本当に彼には感謝しかないよ」


貴「私ね…上忍になったんだよ…」


母「えぇ。頑張ってたものね」


貴「もう完璧に空遁も使える…」


ナ「あぁ。ずっと見てたよ」


貴「母さんから受け継いだ写輪眼も…」


母「…黙っててごめんね」


貴「ううん。この力はすごく私を支えてくれた…」


母「さすが私達の娘よ…A。」


貴「砂に…復讐出来なかった…」


ナ「しなくていい。恨んじゃいけない…

分かってるはずだよ、A」


貴「…………うん……」


ナ「よし、いい子だ。」

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はるか - 毎日続編おめでとうございます!私も毎日開くようにそのまましていますこの作品大好きで楽しみにしています! (2018年7月30日 8時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤砂晋助 | 作成日時:2018年7月30日 2時

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