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ー達也sideー


俺は、ひとりになりたくてたまり場を出た。


そして、何かあると行くいつもの場所に向かった。


ーガチャー


重たいドアを開けると、俺らの町が見渡せる。


達「やっぱ屋上は最高だ\(^o^)/」


伸びをすると風がサーと吹き付ける。


そう、俺が何かあるたびに行く場所は屋上。


理由???

兄貴と語り合った場所…

約束を交わした場所…

ブレスレットをもらった場所…
馬鹿田を任せられた場所…

最後に話した場所…だから。


ここに来ればまた兄貴と話せる気がして来てしまう。


ありえねぇのに…。


達「なぁ、兄貴…。俺、これからどうすればいい…?」


町を見ながらポツリと呟いた。


?「なに1人でたそがれてるんだよ?」


後ろを振り向くといつの間にか哲也が立っていた。


達「なんだ哲也かぁ…。」


哲「お前、馬鹿田がつぶれたら俺のせいだって思ってるんだろう?」


達「分かってんなら聞くなよっ(笑)」


哲「このまんまでいいのかよっ!?」


達「しょうがねぇじゃん…。理事長が決めたことなんだし…。
なんならいっそ、学校辞めてイケメンカフェでもするか!!」


哲「そんな気ねぇくせに(笑)」


哲也が笑いながら言った。


やっぱ、哲也には敵わねぇや。
そう思っていると、いきなりドアが開き誠が叫んだ。


誠「達也!!馬鹿田の看板がなくなっている!!」


達・哲「!!!!!!」


おれらは、急いで校門のところに走った。


ーAsideー


ハァー( -。-) =3

ため息をついて屋上につながっている階段を上る。


―ガチャ―


ドアを開けると町全体が見渡せる。
もちろん、馬鹿田高校も見える。

私は、フェンスを越え、屋上のギリギリのところに座る。
もちろん、足は空中に出ている。
もちろん周りから見たら危ない。
でも、ココが昔からの屋上に来たら座る定位置。


あ「人なんか簡単に信じられねぇよ。」


文恵の右手を払ったときのことを思い出しながら、ポツリと呟いた。

人が信じられなくなったのは、2年前の出来事のせい。

昔は全く信じられなかった。

でも、今はある人のお陰で昔に比べたら、人を信じれるようになった。

でも、もぅ…蓮さんはこの世にはいない。


私のせいで…事故に遭って亡くなっているから…。

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作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 文恵は真行寺ですよ?面白いです。楽しみ♪ (2013年2月19日 23時) (レス) id: f72931f778 (このIDを非表示/違反報告)
ririkuwa(プロフ) - スッゴく続きが気になりました!!今更がんばってください (2013年2月2日 2時) (レス) id: a0ace8b351 (このIDを非表示/違反報告)
aririn(プロフ) - 面白いですね!更新楽しみにしてます(≧∇≦) (2013年1月26日 22時) (レス) id: 891f80b8b7 (このIDを非表示/違反報告)
美憂ちぇる(プロフ) - 瑞樹さん» ありがとうございます。 待たせた分皆様の期待に応えられるように頑張ります( ロ_ロ)ゞ (2012年12月16日 23時) (レス) id: bace751522 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 更新待ってました!!これからの更新超楽しみにしてます!!頑張ってください!!! (2012年12月16日 23時) (レス) id: bf73fe2ab1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美憂ちぇる | 作成日時:2012年11月4日 13時

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