私立バカレア高校〜君に笑顔を〜

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ー馬鹿田sideー


ｶﾞﾗｯ ﾄﾞﾝｯ←(ドアを開けた音)


達「古葉ｧ!!」


古「((((；゜Д゜)))」


古葉と呼ばれた男は、ﾋﾞｸﾋﾞｸしながら達也達の

前に来た。


達「馬鹿田が女子校と合併するってマジかよ!!」


古「ﾎ…ホントウだよ…。」


「なんでだよっ(＃｀皿´)」

「ふざけんなっ!!」


生徒たちが口々に叫んだ。

すると、古葉が涙目になりがらも生徒たちより

でかい声で叫んだ。


古「ｼｮｯ…しょうがないだろう！これは、理事長

が決めたことなんだからっ!!」


ﾊﾞ全「うそ…だろう…。」


静まり返った職員室に達也達の声が響きわたっ

た。


ーカトレアsideー


全ー文「合併!?」


文「うん。」


文恵は、選抜メンバーを集めて西園寺先生から

聞いたことを全部話した。


沙「それで合併先の高校はどこなの？」


文「馬鹿田高校よ。」


あ「!!!!」


全ー文ーあ「ﾏ…ﾏｶﾀ？高校(・_・?)」


真「聞いたことない…高校ね。」


文「えぇ、私も初めて聞いたわ。でも、先生方

の期待に応えられるように頑張りましょう。」


文恵がそう言うと彼女らも口々に言い出した。

すると、沙耶が近づいてきてｺｿｯと聞いてきた。


沙「ねぇ文恵。Aさんも選抜メンバーな

の？」


沙耶は、みんなから離れて壁に寄り掛かってい

る彼女を横目で見ながら聞いてきた。


文「えぇ、そうみたい。」


沙「どうして？だってAさんは、カトレ

アの問題児なのよっ!?」


文「でも、西園寺先生がおっしゃたから。それ

に、Aさんはそこまで悪い人には見えな

いし…。」


沙「でも、文恵も知っているでしょう??あの

事…。」


文「えぇ。でもそれは噂でしょう？真相を本人

から聞いた訳じゃないし…。」


沙「でもっ… 文「私、Aさんに挨拶して

くるわ。」


文恵は、沙耶の言葉をさえぎってスタスタと歩いて行った。

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