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第29話 ページ30

「イイカイ?登録者を稼ぐにはいくつかのテクニックがあるヨ!ナンだと思う?」
「毎日投稿!」
「元々の知名度?」
「うんうん、そうだね」
「デモ、君達に毎日投稿する根気も知名度も無いヨネ?」
「辛辣ぅ〜」


···現実突きつけてくるなぁ。
そういう、お世辞がない所もぴえヨンさんの魅力だよね。
裏表とかないから、俺は付き合いやすい。
裏でグチグチ言われるより、面と向かって言われた方が嬉しいもんね。


「ところが、手っ取り早く登録者を増やす裏テクがあるんだ!」
「そういうの待ってました先生!」
「おしえて、おしえて!」


かなちゃん、すげぇ手のひらを返してる。
さっきまでの態度とは全く別物だよ。


手っ取り早く登録者を増やす裏テクかぁ。
十中八九、コラボだね。


「ソレはね〜1番宣伝になるのは結局コラボ!有名ユーチューバーとコラボするのが1番手っ取り早い!」


やっぱり、そーだよなぁ。


「今回の場合、僕のチャンネルに出演する事なんだけど、企画どうする?」
「君達一応アイドルだし寝起きドッキリとかやる?」
「あー良いんじゃないですか?」


寝起きドッキリかぁ。
···なしだな。
インパクトが無さすぎる。
わざわざコラボしてまでする事じゃないし、コラボして得られる効果を無駄にしてる。


「えっ、でも、寝起きドッキリやるって予め言われたらドッキリにならなくない?」


···姉ちゃんって純粋だよね。


「······あんたマジで言ってる?本当にアイドルの寝起き撮りに行って、男と寝てたらどうするの?」
「ああいうのは前日に通達行ってるものだよ」
「そうなの!?」


正直に言って、姉ちゃんは芸能界に向いてない。


「でも私達の初めての仕事だよ」


でも、アイドルには誰よりも向いてると思う。
···矛盾してるよなぁ。


「嘘はいやだ」


しょうがないじゃん?
だって、こんなに眩しいんだもん。


『そうだね···姉ちゃんに嘘は似合わない』
『ドッキリじゃなくて、ぴえヨンブートダンスとか踊ったらいいんじゃないかな?踊りきれなかったら、顔出しダメ!みたいな』


···きついと思うけど。
でも、それぐらいが姉ちゃん達にはちょうど良い。

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名無し81795号(プロフ) - 黒子も推しの子も好きなのでめちゃくちゃ面白いです‼️ (1月10日 12時) (レス) id: ee075f74a4 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 好き!!!!続きを待ってます!!!!! (1月7日 13時) (レス) @page44 id: 9c60d68ce5 (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 遂に、推しの子と黒バスがクロスオーバー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°楽しみにしています!! (6月26日 21時) (レス) @page2 id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うよ | 作成日時:2023年6月26日 19時

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