第21話 ページ22
『何なんスか、これ!!なんでこうなるんスか!?』
「なんでって、お祝い会だろ？」
俺は今、コンビニの前にいる。
1人1本、俺の奢りのアイスを持っている。
『お祝い会が何故コンビニなんスか!つーか、アイスも俺が買わされたっスよ!!』
最近の若い子達ってこんなに強引なの??
仕事するときは周りに大人しか居ないし、友達なんていた事ないから知らなかったよ!!
「いーじゃん、モデルで稼いでんだから」
「箱で買ったから、お得だったよねぇー」
『しかも、なんか人増えてるっス!!』
気づいたら、緑髪のインテリくんも一緒にアイスを食べていた。
「俺は元々コンビニにいたのだよ」
「そこを黒子に誘われただけだ」
「お祝い会は人が多い方が楽しいですから」
「···まぁ、食べてやらんこともないのだよ」
「そして、俺は緑間真太郎だ」
「レギュラーの顔くらい覚えておくのだよ」
『１軍に入ったばっかで覚えらんないっスよ！』
なんて、癖が強いんだ！このメンツ!!
俺の口調が目立たないくらい、癖が強い!!
逆に有難いかも···？
「そういうことこそ、教育係に聞けよ」
「なぁ？」
「···当たりました」
「あ？···うぉ、マジだ!すげぇ!!」
『俺、初めて見たっス!箱で当たるって珍しいっスね!!』
···あぁ、なんか楽しいかも。
今まで、嘘で固められた世界で仕事をしてきたから忘れてたけど、俺はまだ中学生なんだ。
友達を作って、友達と遊ぶ幸せを知ってもいい歳だったんだ。
···あー、なんか泣きそうかも。
···あれ？
少し先からバイクが猛スピードで走ってきている。
突っ込んで来る···？
「退けろ!!!」
バイクに乗った男が叫んだ。
桃井さんが危ないかも。
「キャッ!」
『···よっと』
無事、桃井さんを抱きとめられた。
「ありがとう黄瀬くん」
『怪我ないっスか？』
「うん、大丈夫」
『青峰くん、バイクを追いかけてったスけど大丈夫スかね？』
「ひったくり犯を捕まえるなんて、やっぱりみんな凄いね」
今どきの中学生ってひったくり犯、捕まえられるんだ···。
「まぁ、黄瀬以外のここにいる全員がレギュラーだからな」
「へー、そうなんスか」
つまりは黒子くんもレギュラー···。
パスに特化してるプレイヤーとみて当たってるっぽいな。
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名無し81795号(プロフ) - 黒子も推しの子も好きなのでめちゃくちゃ面白いです‼️ (1月10日 12時) (
レス) id: ee075f74a4 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 好き！！！！続きを待ってます！！！！！ (1月7日 13時) (レス) @page44 id: 9c60d68ce5 (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 遂に、推しの子と黒バスがクロスオーバー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°楽しみにしています！！ (6月26日 21時) (レス) @page2 id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うよ | 作成日時：2023年6月26日 19時
