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zm「先に言っとくけど、俺、狂ってるわけやないからな？……あのな、俺の手で触ったものは傷付くから、傷付いてもすぐ治って、絶対に死なないAに会えて、少し、嬉しいねん」
私の顔横にはゾムの頭があり
表情は全く見えない
けれども、先程より声色は明るく
段々と抱きしめる力が強くなった
zm「せやから……もしかしたら、他のやつよりもいっぱい傷付けてまうかもしれん。それでも、大丈夫なん？」
『大丈夫です。私の体は壊れませんから』
zm「そ……か」
それから暫くの間
ゾムさんからの声は聞こえなくなり
私をただただ抱きしめていた
寝ているわけでもないようで
力を込めて、ずっと
そして
zm「…よし、分かった」
私の肩から頭を上げ
両腕で肩を掴むと、再び話し始めた
zm「俺のことはゾムって呼んでや。敬語は……まぁどっちでもええで」
『…ゾム。分かりました』
zm「ﾝﾌﾌ……おん！」
笑顔で頷くと
もう一度、私を強く抱きしめて
「ほな、また夕飯にな！」と言い
私の部屋を出て行った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その日の夕食
昨日は私が初めて来たので
ただの晩餐だったのだが
普段は夕食の席でそれぞれの報告をするらしい
だから夕食時は皆が集まって食べるのだそう
特に何も無いまま、晩餐と話は進み
やがてゾムの番が回ってきた
先ずはゾムが長官を務めている
ルーソム国の暗殺部隊の報告だった
ゾムの部下の者が
とある悪徳業者を暗殺したらしい
ここの暗殺部隊というのは
街の警察ではどうにもならない者を
最終手段、国の暗殺部隊として
その命を駆るらしく
戦争時は敵国へ潜入し
内部を破壊して回る、などをしている
言わば仕事人である
その報告の後
ゾムは突然トントンさんに声を上げた
zm「トントン！今度はちゃんとAに許可とったで！トントン、ほんまにお願いや！Aと戦わせてや！」
トントンさんに許可を取るつもりらしい
私が言ったとおりに、ゾムは懇願していた
tn「……Aさん、ほんまに？」
『大丈夫ですよ。ゾムとはきちんと話し合いました。空き時間があればその間に出来るといいのですが』
一瞬、皆の動作が止まったような気がしたが
トントンさんの声で
私には大した違和感はなかった
tn「わかったわ……じゃあ近い内に、その時間を作ってええで」
zm「ほ、ほほんまに？トントンありがと！」
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
