80話。貴方side ページ31
箕浦さんの部下なのだから彼女も刑事だ。
現行犯で逮捕しようとした相手が逆上して返り討ち、とか?
箕浦さんが何も言わないのだから、現在彼女が追っていた事件の犯人の犯行というわけではなさそうだ。
「おーい!何か掛かったぞ!」
声のした方を見ると、クレーンを使って数人が網のようなものを引き上げていた。
敦「何です、あれ?」
「証拠が流れていないか、川に網を張って調べているのですが。」
なるほど。でも、あの網の大きさではもし、弾丸が流れてきても通り抜けてしまいそうだ。
「人だ!人が掛かってるぞ!」
それを聞き、その場にいた人々の目が見開かれた。それは刑事や、俺たちだけでなく、乱歩さんも同様だった。
箕「何!」
敦「まさか、第二の被害者?」
すぐさま、クレーンの場所まで移動し、網に掛かった人影を息を飲んで見つめていると、どこか見覚えのある砂色のコートが現れた。
敦「えーーー。」
『太宰さん?』
この人、本当に何をしているのだろうか。
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空李(プロフ) - かなとさん» すみません、ご指摘ありがとうございます。 (2019年5月9日 18時) (レス) id: 154a99d2ca (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月9日 18時) (レス) id: 483535372f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空李 | 作成日時:2019年5月9日 17時