53話。貴方side ページ4
目覚めるとそこは保健室のような場所だった。
国｢目が覚めたか、A。｣
『独歩兄さん。』
ベッドに横たわった俺の横にパイプ椅子に座った独歩兄さんがいた。眼鏡を頭にかけ、理想とかかれた手帳を逆さまにして読んでいる？のか？
じゃあ、ここは武装探偵社？
『独歩兄さん、ナオミちゃんは？谷崎さんに中島さんは？!』
国｢落ち着け、お前を含め全員無事だ。｣
無事、良かった。全員生きて帰ってこられたんだ。
芥川を鏡の中へ吸い込もうとしたものの再び芥川の黒獣によって俺の体は貫かれてしまった。
その後、異能力を使いすぎたせいか貧血なのか意識を手放してしまった。あのあと、一体どうなったのだろうか。
命はとりとめたが二度も貫かれたのだ。傷跡が残ってしまうかもしれない。
状態を確認しておこうと思って着せられていた部屋着を捲ってみると包帯どころか傷は１つもなかった。
『なんで、どこにも傷がないの？』
国｢武装探偵社は異能力者の集まりだ。社には治癒の能力者がいる。｣
『なるほど、』
その異能力者に助けられたのか。もう一度見てみると傷はどこにも見当たらない。すごい、縫った跡とかもない。どうやって治したんだろう。
『独歩兄さん、その能力者さんは？お礼をしないと。』
国｢...いや、今はやめておけ。｣
『はい？』
もしかして、四人も一気に治癒したからお疲れなのかな。
国｢A。お前のことで話がある。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空李(プロフ) - かなとさん» すみません、ご指摘ありがとうございます。 (2019年5月9日 18時) (
レス) id: 154a99d2ca (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月9日 18時) (レス) id: 483535372f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空李 | 作成日時：2019年5月9日 17時
