朝御飯 2 ページ21
貴方side
グツグツ…
部屋にはビーフシチューの良い香りが漂っている。
俺は掬ったビーフシチューを小皿に少し入れて、味見してみた。
貴方「んー、昨日よりまろやかな味になってるな。」
すると、部屋の扉が開いた。
今泉「あら、拓真起きてたのね。」
貴方「おはようございます。」
三ツ矢「おぉ、ビーフシチューじゃん。んー、良い臭い♪」
貴方「昨日よりもおいしくなってると思うので、是非どうぞ。」
茨木「へぇ、そりゃ楽しみだな。」
*****
「「「「「いただきます」」」」」
白石「へぇ、昨日よりもマイルドになってる。」
茨木「本当ね。あと、赤ワインが少し増えて、旨味が増してるわ。」
流石、今泉隊の女子だ。
材料を当ててしまうなんて…
少し恐ろしいな…
俺は感心(?)しながら、声がした今泉先輩の方に向いた。
今泉「ねぇ、このパンはこのバターを使うの?」
貴方「はい、ビーフシチューにつけても良いですよ。」
三ツ矢「ん〜、サラダも良いわね。」
茨木「本当ですね!これからも、ただ飯食べに来ようかしら?」
貴方「それは勘弁してください。」
料理を誉めてくれるのは嬉しいが、毎日と言うのはいささか問題があるのだが…
そんな話をしながら、朝御飯が終わっていった。
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作者名:ぱんろう | 作成日時:2017年2月25日 1時