朝御飯 1 ページ20
貴方side
貴方「ん…朝か…」
少し眠気を感じてる重い体を上げて、部屋の時計を確認すると午前7時。
そして、足元を見ると先輩方が幸せそうに眠っている。
全く…人の苦労も知らないで…
貴方「けど…」
こんな所が、このチームの好きな所でもある。
茨木「ん…もっと、もっと…早く…」
今泉「少し…待ちなさい…」
白石「そうよ…」
三ツ矢「でもぉ…」
4人の会話が成立している…
てか、何の夢を見てるんですか…
それに、どれだけ仲が良いんですか…
まぁ、先輩方の寝言はどうでも良いが、起きたら朝飯を要求されるだろう。
と、いうことで飯を作るか!!
俺は先輩方が起きないように、静かに部屋を出てキッチンに向かった。
*****
貴方「さーて、いっちょやりますか!」
俺は、冷蔵庫から昨日のビーフシチューの鍋を取り出した。
ビーフシチューはカレーと同じように、一晩寝かせると旨くなる。
なので、俺の親が営んでいた店では、前日にビーフシチューを作ってから、翌日注文された時に、それを煮込み出していた。
なので、一晩煮込んだ旨いビーフシチューということで、店の一番人気だったらしい。
貴方「これを煮込んでから…少し赤ワインを足してかき混ぜると…」
後は、少しかき混ぜたら完成だ。
ちなみに、赤ワインは買えないので親が生前に買い置きしてあった大量のワインを使用している。
あとは、トーストとサラダだな。
俺は、トーストを焼き始めた後に、野菜を冷蔵庫から取りだし、サラダ作りを始めた。
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作者名:ぱんろう | 作成日時:2017年2月25日 1時